- Amazon.co.jp ・マンガ (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344836952
感想・レビュー・書評
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雰囲気はとても好きだった。
あまりに狭い世界に、色々なものが詰め込まれてた。詰め込まれすぎてた気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少年少女の自意識を抉るように描くタカハシマコ。
『乙女ケーキ』『スズラン手帖』のような一話完結型短編や『それは私と少女は言った』のようなオムニバス形式のイメージが強かったけれど、その手法を活かしながら、長編もうまく読ませてくる。
主人公2人の事件に、田舎と都会の二項対立に引き裂かれる野絵ちゃん(いかにもタカハシマコらしい少女の毒を体現するキャラクターです)がいかに関わってくるのかが楽しみです。 -
人の殺し方を教えてほしいの
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とある理由で人を殺す気持ちを分かりたいスミカと、彼女の家の裏の洋館に住み始めた転入生の柊。
表紙も帯も素敵。読み応えがあった。
10年ぶりに家に戻ってきたスミカの姉が謎めいていて怖いけど、スミカ自身も無邪気なようで何か含んでいるように見えるから怖い。特に両親が住んでいた別の家の描写、どういうことだ?
地元民だと思っていたら東京からの転入生だった野枝は、女子のグループで生き残る術に長けてる感じが打算的。
あとがきでボーイミーツガールだと書かれているけど、ちゃんとラブストーリーになるんだろうか。続きが楽しみ。