妖鳥の甘き毒 (リンクスロマンス)

著者 : 高原いちか

• 幻冬舎コミックス (2016年6月30日発売)

感想・レビュー・書評

[三条司さんの感想 · 2016年12月23日]

うーん。いまいち…でした。残念。

中華風のBLは初めて読んだのですが、ストーリーは面白くて、メインの二人にそこまで共感できなかったこともあり、もっと政治の話とかが読みたい！と思っていました。

受けがマゾヒスティックで淫乱、という設定でしたが、どちらかというと自傷行為願望のあるPTSDに苦しむ被害者といった風で、望んでMじゃないところが個人的にはあんまり。しかも、そこまで淫乱だビッチだと書かれる割には、肝心のそういうシーンがほとんどなくて（あっても、核心に迫る前にさらっと場面転換があって）、読みながら何度も拍子抜けしてました。

叔父様が良い味を出していて、叔父様がメインのお話を読んでみたいなと思ってしまったり。

[瑠果さんの感想 · 2016年7月21日]

受が程良いビッチで萌えました。生い立ちに問題があるんだけど、まあビッチにもなるわな。最後には互いに想いあって命を懸けて助けようとするところがいいです。