- Amazon.co.jp ・マンガ (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344837911
感想・レビュー・書評
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夜寝る前に読んでるのが四宮しのさんの『銀のくつ』!!眠りに着きやすくて、私の癒し漫画の一つに加わった。現在に辿り着くまでのリオくんの過去には苛酷さがあるようだが、ここに辿り着いたんだ…と言う事そのものが愛おしい。リオの物語が読めるのが待ち遠しい!!お父さん(♂)とお母さん(♂)にもうじき小学校に通うジュンくんの3人家族のお話で、お母さんは鳥の着ぐるみを着てる美青年リオ。ジュンくんがお父さんよりお母さんびいきで、そのひいきの仕方が無性に可愛い。癒されるわー。
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最初は背表紙になぜか目が吸いつけられて、手に取ってみたら絵がとにかくかわいくて、本屋さんに行くたび気になって購入。連作短編で、1話ごとのお話も全体の流れもけっこうさらっと進むので、1周めは「予想よりさらにほのぼのだったなー」と感じた。でもゆっくり読み直してみると、身の周りにあるものの描きかたがとてもよかった。「お母さん」が子どものころ羽織っていた毛布に鳥の柄が着地していくのとか、ジュンくんがお友だちのノエルくんを誘うコマのまっしろな背景に2羽のうさぎだけが描かれていたりとか。そんな風に、日々があってまわりの世界があって、そこから感情のゆらぎがうまれて、感情のゆらぎはほかの人に向けられたり世界にエコーを返したりする。そういうのがとてもいとしいと思える絵だった。だから初読のときこそみんなかしこくて思いやりがあていい人すぎてちょっとなーとも思ったのだけれど、優しいなら優しいほうがいいじゃないかと思いなおした。鳥のきぐるみの手ざわりが心にじかにつたわってくる。
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★3.5鳥の着ぐるみを着たお母さんがいるジュンくんの家族の話。
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★3.5 まだ序章。本編はこれから!ですよね?