- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344843523
感想・レビュー・書評
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★3.6
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unlimitedにて。ソロキャンパー同士の恋。攻めはクーデレ若社長で受けはワンコ系記者。キャンプの描写は興味深いし出てくるキャンプ飯がすごくおいしそうで読んでいておなかがすく〜!
ふたりの距離がジリジリと近づいていく様も読み応えあっておもしろかったです。
ただ、受けの元カレがクズすぎてかなりムカついた。 -
▼あらすじ
カラフルなテントが並ぶ蜂谷キャンプ場で、雑誌社で働く白玉純は今日も一人でテントを張ってごはんを作る。そんな至福のひと時に、気になる人が現れた。いつも一人で名前も知らない、声もかけづらい雰囲気のソロキャンパーの男性。
深山という名を知ってからもはじめは白玉が一方的に喋りかけるという間柄だったが、白玉がキャンプごはんを振舞ったりするうちに徐々に仲良くなっていき、いつしか居心地のいい距離感に。だが時たま「隣合っている星が傍にいるとは限らない」と深山は他人を寄せ付けないような面を見せる。
ある日、白玉が勤める雑誌社と大手スポーツ用品メーカーとの大きな企画で先方に赴いた時、社長だと紹介されたのがキャンプ場では見たことのないスーツを着こなした深山澄仁でーー!?
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ストーリーの完全度:普通
トーン:ほのぼの・シリアス(低)
エロ度:普通
萌え度:普通
総合評価:★3.5
表紙に惹かれて購入。初読みの作家さんでした。
キャンプを題材にしたお話でしたが、全体的に思ってたのと違ったかなぁ…。もっとこう、ほのぼのした癒し系の作品かと思っていたのですが、攻めの過去が思いのほか重たかったり、途中から登場する受けの元カレがクズ過ぎてイライラしたりと読んでいてストレスを感じる部分がちょいちょいあって、残念ながらあまりハマれませんでした…。
肝心なキャンプやお料理の描写も説明はしっかりしているのですが、何故かあまり魅力が伝わらず、うーん…って感じでした。上手く説明出来ないんですが、読んでてもあまりワクワクしなかったんですよね。お料理の描写も、割とあっさりしてるからあまり美味しそう〜ってならなかったですし…。
駒城ミチヲ先生のイラストは素敵でしたし、攻めも重た過ぎる過去を除いては割と好みなタイプだったのでそこは良かったです。寡黙系と見せかけて割と喋るし、紳士だし、意外とむっつりスケベなのもギャップがあって良かったかなと思います。
ただ、もう少し癒しに重きを置いた作品であってほしかった事と、期待していたキャンプと食べ物の描写があまり魅力的に思えなかったので評価は少し低めです。もう読み返す事はないかな…。 -
キャンプは行きたくないけど、グランピングはしてみたい。