花の妖精、恋と祝歌の鐘が鳴る (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344849198

作品紹介・あらすじ

ロディア王国の城にある美しい薔薇の庭。その庭には“薔薇の城”が存在し、王とふたりの王女、末王子のルキアが住んでいた。薔薇の精であるルキアは時期王となる立場だが、怖がりで気が弱く、ろくに薔薇の庭園を見回ることもできない始末…。ある時、鷹に攫われ結界外のロディア王城の庭に落ちてしまう。そんなルキアを助けてくれたのは、第一王子のノヴァリスと第二王子のグランドだった。親指サイズの小さなルキアを訝しむグランドに対し、穏やかなノヴァリスはルキアを心配し自室に連れ帰ってくれた。薔薇の城に帰る手段もわからず、ルキアはしばらくノヴァリスの部屋でお世話になることに。当初は威圧的で豪胆なグランドを怖いと思っていたルキアだが、実は兄想いの心根の優しい王子だとわかり…?

感想・レビュー・書評

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  • 薔薇の精、ルキアは自分に自信がないため、その心に反応して身体が小さいというコンプレックスを持つ。
    そんなルキアが、思わぬ事態により薔薇国の結界を抜け人間国で、同じように己の生き方に悩むグランドとともに成長し、愛を育む姿がとっても可愛いお話。
    グランドの優しさや不器用さ、庶子の兄王子ノヴァリスの想いなどが交差しながら、嫌な人が居ない穏やかな展開に和みます。ルキアの一生懸命さがホントに可愛いです。グランドの甘やかさも善き。
    サマミヤアカザ 先生のイラストも素敵でした。
    諸国漫遊する、ルキアとグランドのお話が欲しいなぁーと。
    ルキアはちょっとしたトラブルに巻き込まれたり、お人好しさんで巻き込まれたり、グランドが苦笑いする事件を起こしそうな予感がするんですよねぇ。続編、期待!

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