30000人のリーダーが意識改革! 「日本郵便」流チーム・マネジメント講座

著者 : 日本郵便人材育成チーム

• 幻冬舎 (2017年4月28日発売)

感想・レビュー・書評

[日下部 尚樹さんの感想 · 2019年3月6日]

日本郵便内部の人材育成について、研修カリキュラムの概要のようなものを載せた本。

ロジカルシンキングやコーチング、自己変革など、正直「王道」の内容で、それほど目新しいものは無いという印象。本文内にも書かれているように、「リーダー初心者」に向けたであろう内容と思う。とは言うものの、初心に帰るというか、はっとさせられる部分もあった。初心者向けの概要ということは、要点のダイジェストでもある訳で、コーチングの中核、自己変革の姿勢と必要性等、ああ…そうだったな、と感じることも多かった。

特化型・深掘り型の本ではないが、時々手に取って読むにはいい本かと。

[RA101Eさんの感想 · 2018年1月25日]

イマ風な、「一人ひとりを大切にするマネジメント」を解説してくれています。

お説教しても行動は変わらないことが多いです。
「お前は分かっていない」とか平気で言う人にこそ読んでほしいのですが、そういうひとはたぶん、この手の本は読まないし、仮に読んでも「意識」は変わらないでしょう。

話し合い、面談、といいながらついつい経験談の演説会にしないための戒めとして読むとよいと思います。

社員が幸せで成長でき、お客様が幸せで、業績が伸び続ける「いい会社」の特徴は、

あいさつがすばらしい
360度どこから見ても職場がきれい
社員が生き生きと目を輝かせ、笑顔が絶えない
「あいさつ、きれい、笑顔」

とのこと。

小学生でもわかることが、大人の集まりである会社だとできないというのは、とても残念ですね。

[大豆さんの感想 · 2017年6月30日]

「ストローに付いた口紅を目立たなくするため」

・・・ごくごくありふれた内容。
マネジメント能力と業績は別なのか。