- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344985124
感想・レビュー・書評
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代々木忠監督の新刊ということで書店で購入。
一度読んだくらいではとてもこの本の感想はかけない。だから、また繰り返し読みつつ、改めて書きたいとは思います。
一つ何か言えるとすれば、文字通り身体を張って本能のままに探求した監督自身の生きる哲学が濃縮されているということ。思弁的な意味での哲学は一切無い。だからこそ、心の底から監督の言葉を信頼したくなるし、私自身も実践したいという気になりました。
ヨヨチューの集大成と言えるかもしれませんし、どこか遺書のようにも感じました。
第六章の呼吸法は今実践中です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
代々木忠先生(愛称 ヨヨチュー)のご著書はこれで2冊目であるが、本当にセックスに対しての理解と執念が凄まじく、人生の先輩である偉大なお方であることを再認識した
買って良かった。本棚に入れておきたい大切な一冊 -
幼少期のトラウマからアブノーマルなセックスに逸脱してる自覚があったのだが何をしても満たされない気持ちがあった。この本を読んで、テクニックや思考に囚われないぶっつけ本番のセックスでオーガズムを感じてみたいと思った。不倫相手と本当のオーガズムを感じられれば他人に優しくなれる、不倫もやめられるというのは最初意外に感じたが、満たされればそういう行為に走らなくなるのだろう。満たされない女性が多く登場し、いいセックスをして意識の変化が起こるのが面白かった。
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セックス論に括られるのかもしれないが、内容はもっと高次の話をしている。
大きなオーガズムを感じるには、素の自分を見せる覚悟を持たなければならない。
いのちがけの飛躍である。なかなかに難しい。
大きなオーガズムを感じることは、ドグマ、常識、固定観念、自己への執着からの解放を意味するのでは。
瞑想の効用、体感してみないと分からない。
百聞より一見を優先させたい。
人間を高めなければ、よいセックスはできないことを学んだ。
ひとまず、オナニー断ちを決意し継続中。
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SEX産業というのは社会の中では日陰というかタブー視されている感はあるが、人間の本質が最も現れる場所とも言える。
半世紀にわたってAVを取りつつけた著者の言葉はどれもが直球で心に入ってきます。
非常に面白かったので他の著作も読んでみたいです。 -
●人間は欲があるからこそイキイキと生きられる。うつになると欲望が一切なくなってしまう。生きる活力が失われるということ。欲を認め、受け入れて、生きるエネルギーに変えていく。
●見つめ合うこと。感情を使うこと。
●何事にも片足だけを突っ込んで、客観的にそれを眺めている。自分のことでありながら、両足がどっぷりつかることはない。行動をともなった生の経験よりも思考が優先し、全てを頭で処理してしまうのだ。
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この人知らんかったけど、なかなか面白くよめた。セックスをこのようにとらえているひとは初めてみたので、とても新鮮。
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愛だろ愛。