- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344986039
作品紹介・あらすじ
相手は自分を気遣っているつもりなのだろうが、なぜかモヤモヤが残る……。こんな経験をしたことはないだろうか。その正体は相手の「失礼な話し方」にある。もしくは、あなたが残業続きの同僚に「疲れて見えるけど大丈夫?」と声をかけたり、不運な出来事に遭遇した友人に「かわいそう」などといっていたら要注意だ。思いやりのつもりが逆に相手を傷つけており、それに気づかずにいると、徐々に仕事や人間関係を蝕んでいく。そこで本書では、無意識に使っている「失礼な言動」を全て取り除き、「本当の礼儀正しさ」が身につく手法を徹底解説。
感想・レビュー・書評
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「失礼」な部分を直したくて。
でも、何が「失礼」なのか、その人の設定が分からず苦労する。躾けられた人。「失礼」を厳しく刷り込まれているので、逸脱すると不愉快な思いをする。つまり、ご主人様に調教されたかのように、車の座席とか、エレベーターの立ち位置とか、食事の仕方とか、しきたりに従い、身体が疼く。理想通り、周りが動いてくれると快感。予定調和が壊れるとイライラ。躾けられていない子供はマナーも守れないが、人に対して不快にもなり難い。
そんな事言ってるから私の「失礼」は抜けない。
せめて、社会的に組み込まれてそうな地雷のありかを知る。いや、勿論、マナーはある程度身につけている、はず。しかし、発言では時々、踏み外す。それを直したいのだ。しかし、マナー講師を調教師のように理解している時点で、絶望的だという自覚もある。最近では、一々考えずにマナーは無意識に動けて省エネになるとか、企業人の序列化本能を素早く発揮しての動作の見事さに惚れ惚れしながら、最早、自分のことは開き直っている。
で、この本だが、残念ながら著者の「許せない話、百選」という感じで普遍性があまりない。サービス業が客に気にすべきマニュアルを植え付けられると、その後の人生で他人に求めるものが増えて大変だな、と思った。社会的役割の中では、イライラしがちな被調教層が存在する。子供は、他人にイライラしにくい。サービス業は、イライラしやすい。おもてなしのプロをおもてなすのは厄介であり、おもてなし上手ほど歓迎できない、おもてなしパラドックスに陥る。そして、調教は連鎖する。やはり、いちぬけよう。礼儀も程々に。よもや、虚礼、茶番であろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここまでマナーマナー言われると、そういう人とは付き合いたくないという気持ちもあります。しかし、そういう人もいるので気をつけようと気を引き締め直します。 -
普段何気なく発している自分の言葉を顧みる一環として、参考になるかと。
相手に好感を持ってもらうようプラスする副詞として
「さらに」「より」「どうか」「ぜひ」
を挙げている。
話し言葉で「やっぱり」を多用すると、押しつけがましくなる。
気が付く人と、気が付かない人の差は、
「相手のことを想像して動けるか」というシンプルな違いにすぎない。
相手を観察するときのポイントとして、
・笑っているときの表情のこわばり
・普段よりよく喋る、または沈黙が多い
・目線が良く動く
・顔や髪を頻繁に触る
などなど。
参考になる事々が随所に。 -
相手軸で言葉を選ぶこと。ただし、自分の意思や思いを潰さないことにも気をつけたい。相手に気を使いすぎることで、自分がなくなってしまいそうなことがある。相手も、自分も尊重すること。
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大多数が無自覚に人を傷つけている
だからは不快感を与えることば
人前で心配をする無神経な人たち
暇だからと誘うのはNG
うちの旦那とは言わない方がいい
みんなやってますねは極めて失礼!
ありのままの自分でお見合いするな
褒め言葉が半分は嘘だと思え
後ろの人に気を遣えるか
細かいことをいちいち気にしよう -
やっぱり女の本はダメだ。
どうやらこの人は元CAらしい。
CAの固定観念って凄いわ…
自分が絶対的に正しいって思ってるんだからね…
不快で第一章すら読みきれませんでした。 -
自分の今までの人生を振り返って、どれだけ失礼をしてしまったかと本当に恥ずかしくなりました。
気配り、心配りの言葉がけ、できていない自分に反省です。
気をつけないと。
とっても勉強になりました。
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言わない方が良い言葉、使わないようにする。
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途中でリタイア。
途中まで読んで過去に唯一⭐︎1つをつけた本がこの著者の本だったことを思い出した。
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失礼な言動について綴った一冊。
言葉の使い方の問題だけではなく、ニュアンスとしてつい失礼な言い方をしてしまいがちなので、勉強になった。