60歳からの文章入門 書くことで人生は変えられる (幻冬舎新書 686)
- 幻冬舎 (2023年3月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344986886
作品紹介・あらすじ
定年を迎える60代。今こそ始めたいのが「書く」ことへの挑戦だ。書いて半生を見つめ直すことが、今後どう生きるかを考えるきっかけになる。本書は「何を書けばいいかわからない」という初心者向けに、①話題やテーマを決める→②文法や構成を学ぶ→③自分らしい表現力を養う、の3部構成で解説。「思うこと」ではなく「思い出すこと」を書く、「私」を削る、「だから」「しかし」も削る、自分だけの「気づき」を鍛えるなど、文章力アップのコツを伝授する。日記、手紙、エッセイ、物語……書き続ければ、それがあなたの生きた証になる!
感想・レビュー・書評
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毎日新聞のベテラン編集委員さんが書いた文章表現にまつわるエッセイ。
文章の書き方の本だけに、サクサク読めて、分かりやすい。私はあまり読まない、村上春樹さんと藤沢周平さんの文章の解説があって、ちまたで人気の理由がなんとなく分かった気がした。今度、読んでみたい。また、ところどころにある文章の穴埋めなどのクイズが面白い。こうやって、穴埋めをしながら、村上さんの比喩表現を味わうと、見方も変わる。私はまだ60歳には到達していないが、年齢に関係なく、小説やエッセイを書いてみたくなる内容だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章を書く心構え。
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60歳、還暦、退職、第二の人生……今後をどう生きるか、新しい自分と出会うために「書いて」みよう
「書く」ことの初心者向けに
・どんなことを書くか
・どんなふうに書くか
・「気づき/ひらめき」の脳トレ
の三章構成で楽しく書けるコツを紹介する
・「思う」ことより「思い出すこと」を書く
・藤沢周平を読むだけで上達する
・「現在─過去─未来」「体験─気づき─普遍性」の三部構成で書く
・「写生」ではなく印象を「描写」する
・主語「私」はなくていい
・言葉の重複を避ける
など、実践的なヒントが満載の文章入門エッセイ、2023年3月刊
副題は「書くことで人生は変えられる」
〈エッセイであれ人生の処方箋や人生語録であれ、あるいは自分史であれ、とにかく書き始めてみましょう。〉──「はじめに」より
著者は毎日新聞社で論説委員、『サンデー毎日』編集長、夕刊編集長、専門編集委員を歴任し、現在は客員編集委員
多くの文章講座で講師を務め、文章術の著書も多数
〈書き続けることがあなたの生きた証になる!〉──帯のコピー -
2023.08.07(月)晴
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「何を書けばいいかわからない」という初心者向けに、
①話題やテーマを決める→②文法や構成を学ぶ→
③自分らしい表現力を養う、の3部構成で解説。
「思うこと」ではなく「思い出すこと」を書く、「私」を削る、「だから」「しかし」も削る、自分だけの「気づき」を鍛えるなど、文章力アップのコツを伝授。
・「思うこと」ではなく「思い出すこと」を書くと具体的になる
・戦後を代表する文章の達人・藤沢周平作品のすすめ
・「文法」は国語の授業で教えてくれない
・「海が見える」と「海は見える」の決定的な違い
・矢沢永吉に学ぶ「現在-過去-未来」
・『草枕』にも『徒然草』にも「私」は出てこない
・「だから」「しかし」を削るとリズムが生まれる
・メールは細心の注意を払って
・読者を惹きつける村上春樹の文章術
・自分だけの気づきやアイデア、ひらめきを鍛えよう -
東2法経図・6F開架:B1/11/686/K
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何か書いてみようかなとの思いになった。
著者の別の本も読んでみよう。 -
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人生を変えるなどの高い望みはないが、「60歳からの」という断り書きが気になる。一般的な文章入門との違いはいったいどんなことか知りたい
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#近藤勝重
23/3/29出版
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