60歳からの文章入門 書くことで人生は変えられる (幻冬舎新書 686)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 72
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344986886

作品紹介・あらすじ

定年を迎える60代。今こそ始めたいのが「書く」ことへの挑戦だ。書いて半生を見つめ直すことが、今後どう生きるかを考えるきっかけになる。本書は「何を書けばいいかわからない」という初心者向けに、①話題やテーマを決める→②文法や構成を学ぶ→③自分らしい表現力を養う、の3部構成で解説。「思うこと」ではなく「思い出すこと」を書く、「私」を削る、「だから」「しかし」も削る、自分だけの「気づき」を鍛えるなど、文章力アップのコツを伝授する。日記、手紙、エッセイ、物語……書き続ければ、それがあなたの生きた証になる!

感想・レビュー・書評

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  • 毎日新聞のベテラン編集委員さんが書いた文章表現にまつわるエッセイ。
    文章の書き方の本だけに、サクサク読めて、分かりやすい。私はあまり読まない、村上春樹さんと藤沢周平さんの文章の解説があって、ちまたで人気の理由がなんとなく分かった気がした。今度、読んでみたい。また、ところどころにある文章の穴埋めなどのクイズが面白い。こうやって、穴埋めをしながら、村上さんの比喩表現を味わうと、見方も変わる。私はまだ60歳には到達していないが、年齢に関係なく、小説やエッセイを書いてみたくなる内容だった。

  • 文章を書く心構え。

  • 60歳、還暦、退職、第二の人生……今後をどう生きるか、新しい自分と出会うために「書いて」みよう

    「書く」ことの初心者向けに

    ・どんなことを書くか
    ・どんなふうに書くか
    ・「気づき/ひらめき」の脳トレ

    の三章構成で楽しく書けるコツを紹介する

    ・「思う」ことより「思い出すこと」を書く
    ・藤沢周平を読むだけで上達する
    ・「現在─過去─未来」「体験─気づき─普遍性」の三部構成で書く

    ・「写生」ではなく印象を「描写」する
    ・主語「私」はなくていい
    ・言葉の重複を避ける

    など、実践的なヒントが満載の文章入門エッセイ、2023年3月刊

    副題は「書くことで人生は変えられる」

    〈エッセイであれ人生の処方箋や人生語録であれ、あるいは自分史であれ、とにかく書き始めてみましょう。〉──「はじめに」より

    著者は毎日新聞社で論説委員、『サンデー毎日』編集長、夕刊編集長、専門編集委員を歴任し、現在は客員編集委員

    多くの文章講座で講師を務め、文章術の著書も多数

    〈書き続けることがあなたの生きた証になる!〉──帯のコピー

  • 2023.08.07(月)晴

  • 「何を書けばいいかわからない」という初心者向けに、
    ①話題やテーマを決める→②文法や構成を学ぶ→
    ③自分らしい表現力を養う、の3部構成で解説。
    「思うこと」ではなく「思い出すこと」を書く、「私」を削る、「だから」「しかし」も削る、自分だけの「気づき」を鍛えるなど、文章力アップのコツを伝授。
    ・「思うこと」ではなく「思い出すこと」を書くと具体的になる
    ・戦後を代表する文章の達人・藤沢周平作品のすすめ
    ・「文法」は国語の授業で教えてくれない
    ・「海が見える」と「海は見える」の決定的な違い
    ・矢沢永吉に学ぶ「現在-過去-未来」
    ・『草枕』にも『徒然草』にも「私」は出てこない
    ・「だから」「しかし」を削るとリズムが生まれる
    ・メールは細心の注意を払って
    ・読者を惹きつける村上春樹の文章術
    ・自分だけの気づきやアイデア、ひらめきを鍛えよう 

  • 東2法経図・6F開架:B1/11/686/K

  • 何か書いてみようかなとの思いになった。
    著者の別の本も読んでみよう。

  • .
    人生を変えるなどの高い望みはないが、「60歳からの」という断り書きが気になる。一般的な文章入門との違いはいったいどんなことか知りたい

    #60歳からの文章入門
    #書くことで人生は変えられる
    #近藤勝重
    23/3/29出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/42R8JJF

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著者プロフィール

近藤勝重(こんどうかつしげ)毎日新聞客員編集委員。早稲田大学政治経済学部卒業後の一九六九年、毎日新聞社に入社。論説委員、『サンデー毎日』編集長、夕刊編集長、専門編集委員などを歴任。『毎日新聞』(大阪)の人気企画「近藤流健康川柳」や『サンデー毎日』の「ラブYOU川柳」の選者を務め、選評コラムを書いている。一〇万部突破のベストセラー『書くことが思いつかない人のための文章教室』、『必ず書ける「3つが基本」の文章術』(ともに幻冬舎新書)など著書多数。直木賞作家・桜木紫乃氏に「日本語の師匠」と呼ばれている。長年MBS、TBSラジオの情報番組に出演する一方、早稲田大学大学院政治学研究科のジャーナリズムコースで「文章表現」を担当し、故・高倉健氏も聴講した。MBSラジオ「しあわせの五・七・五」にレギュラー出演中。

「2023年 『60歳からの文章入門 書くことで人生は変えられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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