投資のプロが明かす 私が50歳なら、こう増やす! (幻冬舎新書 709)
- 幻冬舎 (2023年11月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344987111
作品紹介・あらすじ
「50代で投資を始めるのは遅いのではないか」と思っている人が多いようだが「今ほど低コストで良質な金融商品が揃ったことはなく、生活に余裕の出てくる50代こそチャンス」と著者はいう。だが実際に始めようと思っても、どれくらいの額をどれくらいの期間で運用すべきか迷う人もいるだろう。そこで本書では、著者が自らを「50歳の投資未経験者」と想定して、いかなるマインドセットで、何にどう投資するかを具体的に開陳。何もしなければ資産が減るという未曽有のインフレ時代に、余裕のある老後を迎えるための知恵を凝縮した一冊。
感想・レビュー・書評
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50歳の投資は若者とは一線を画する、そう思う人に参考となる本。
NISA新NISAの違い、分散投資とは言うけれど、そんなことも理解しやすく書かれている。
著者のおススメもあり、まぁ参考になりますよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SBI 全世界株式インデックスファンド 雪だるま
全世界株式オールカントリー
三菱UFJアセットマネジメント
インドの投資には可能性がある。
2050年には世界一のGDPになる可能性がある。
インフレ対策のために持つオススメは、海外債券ファンドである。
海外債券ファンドを選ぶなら、手数料の安い為替ヘッジなしを選ぶ。
先進国債券インデックスファンド
E MAXis slim先進国債券インデックス
米国債券インデックスファンド
SBlシェアーズ、米国債券総合債券インデックスファンド
とにかくすぐに始めなさい -
50歳からの投資術。
主に50歳の投資未経験者が、今後の長生きリスクなどの備えとして、どのようにお金を増やすかを論じている。
著者は、SBIホールディングス取締役副社長兼SBIグローバルアセットマネジメント代表取締役社長というバリバリの金融マン。
内容としては、今後インフレの世の中となった場合、銀行にお金を預けているだけでは、価値がドンドン目減りする(インフレになると物価はあがるのでその分お金の価値は下がる)ので、預金を投資に回せというもの。
まさに、政府(金融庁)が「貯金から投資へ」というのと呼応している。
また、投資を始めるにあたり、50歳は決して遅くないという。
これは人にもよるが、この年代であれば子育てが終盤にさしかかり、教育費もある程度見えてくる時期で、さらに新NISAなど低コストで良質な金融商品がそろっていることは今までなかったからだ。
なかでも著者が推しているのは、「インデックスファンドへの長期・積立投資」(以下、便宜「IXファンド」という。)である。
詳細は本書にあたって欲しいが、IXファンドは金融庁が認めた安全性の高い商品で構成されていること、信託報酬も上限が定められているなど、初心者が安心して投資できる。
また、長期間の積み立て投資によって、価格下落リスクを吸収でき(ドルコスト平均法)、著者によれば、多くの投資商品で20年以上積立投資をすれば、最終的な投資結果がマイナスになることはまずないという。
出遅れ気味だが、今からやってみるか、新NISAでIXファンドへの積立投資を! -
序章 「現金か預金」しか持っていない人は、危ない!(物価が年3%上がれば、20年でお金の価値は半分になる/物価上昇が続くこれだけの理由 ほか)/第1章 50歳で「お金を増やす」とき、まず知っておくべきこと(FXは「投資」ではなく「投機」/株式投資は「やり方」と「投資額」しだいだが… ほか)/第2章 いまからでも遅くない!50代にとって「投信」が最強なワケ(「リスクがある」とは「価格のブレがある」ということ/リスクを抑える投資法がある! ほか)/第3章 50代が、新NISAを絶対に利用すべき理由(資産運用では「非課税」メリットを最大限活かす/投資の非課税制度は「確定拠出年金」と「NISA」 ほか)/第4章 私が50歳なら、こう増やす!(積み立てるべきは株式ファンド/世界経済の成長を、自分のものにできる ほか)
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投資について勉強になりました。
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投資のことがわかりやすく書いてあった。
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至極真っ当な一冊。
投資を始めるには非常に参考になる。 -
これだけ話題になっているのだから、学んで少しずつ投資をしていくほうが有利だと思った。
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2023年77冊目。満足度★★★☆☆
最初から、特に期待はしていなかったが、特に新しい・変わったことは書かれていませんでした。(著者の過去の本や動画で主張していることと同様)
SBIの商品の宣伝も忘れすに行っていました