- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344995925
感想・レビュー・書評
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著者の体験談をもとに、社労士としての心構えを語っている。
規模が大きかろうが小さかろうが、業界がどこであろうが、成功するためには抜け道なんてなく、真摯にコツコツと業務に励むことだ・・・。
という感じになるでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・カッコ付ける前にまず実力をつける。
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みなし労働時間、これを採用できるのは事業外労働と裁量労働と決まっているが、不当な残業カットのために、この制度を利用しているケースがあるのは事実。
社会保険はいまだ全事業所対象での加入率70%以下。
雇用保険は「1か月以上労働する予定の人」を雇い入れれば、短期学生アルバイトを除いて加入義務が生じる。
社会保険労務士は、社会保険労務士法を根拠法として、毎年1回、厚生労働大臣が実施する社会保険労務士試験に合格し、なおかつ2年以上の実務経験を有する者で、全国社会保険労務士会連合会に登録された者をいう。
法律的には3つに大別される。
〇1号業務・・・書類作成業務
〇2号業務・・・提出代行業務
〇3号業務・・・コンサルティング業務
このうち、1号業務、2号業務が社労士の基本となる業務で、社労士以外の人がこれを行うことができない独占業務となっている。
具体的な内容
〇就業規則の作成、変更、診断など
〇労働社会保険手続きの代行
〇助成金の申請代行
〇労使間のトラブル対応
〇給与計算の代行
〇相談・コンサルティング業務
労務管理、人事制度、雇用制度、退職金制度、賃金制度、年金制度など
なかにはファイナンシャル・プランナー、中小企業診断士、行政書士、税理士など他の資格も取得して、年金・資産運用に強い社労士、コンサルティング業務に強い社労士、企業経営全般のサポートを請け負う社労士など、さまざまな特徴を出そうとしている社労士事務所も少なくない。
ちなみに社労士の身分は、法律上は以下の3つに区分される。前提として、社労士となる資格を有する者が、実際に社会保険労務士となるためには、全国社会保険労務士会連合会に氏名、生年月日、住所その他、厚生労働省令で定める事項の登録を受けなければならない。
〇開業社会保険労務士(開業登録)…個人で事務所を開いている社労士
※社会保険労務士法人に所属する社労士
〇勤務社会保険労務士(勤務登録)…一般企業などに属し、その企業や団体の総務、あるいは人事などの部署において、その組織内に限定して社労士の仕事を行う社労士
※個人の社労士事務所や社労士法人の事業所に勤務する者も含む。
〇その他社会保険労務士(その他登録)…未開業で一般企業などにも属していない社労士(たとえば開業の準備をしている社労士)、フリーランスの社労士資格保持者
労務管理が重要になってくる
一般的な労務管理
〇募集・採用に関して
〇労働時間・休憩や休日に関して
〇時間外労働・休日労働に関して
〇休暇・休職に関して
〇人事案件に関して(人事異動や人事考課など)
〇服務規律や懲戒処分などに関して
〇退職や解雇に関して
〇賃金制度に関して(賃金・賞与・退職金)
〇就業規則に関して
〇安全衛生面に関して
〇社員研修に関して -
社労士として古くから活躍しているだけあって、時代背景にあった営業スタイルをしてきている。待ちの商売であるサムライ業にあって、ここまで貪欲に向かっていけるスタイルに感動すら覚える。見習いたい精神である。