勇気と希望: ローザ・パークスのことば

著者 : ローザ・パークス 高橋朋子

• サイマル出版会 (1996年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

アメリカの公民権運動の母・人種差別抗議運動の先駆者が、自らの人生の指針と信念をつづった珠玉の言葉。

感想・レビュー・書評

[co-hanaさんの感想 · 2019年1月22日]

アメリカ公民権運動の母、ローザ・パークス。公民権運動の契機になったとされるバス・ボイコット事件についても言及されている。彼女の語りはとても穏やかで、しかし信仰心が篤く、強い意思が秘められていたことが伝わってくる。

著者プロフィール

1955 年12 月モンゴメリーで白人乗客にバスの席を譲ることを拒否し逮捕され、これがきっかけとなりバス・ボイコット運動が展開された。56 年11 月には，アメリカ合衆国最高裁が「公共の交通機関における差別は憲法違反である」との判決を下した。「アメリカ公民権運動の母」と呼ばれる。

「2021年 『ローザ・パークス自伝　「人権運動の母」が歩んだ勇気と自由への道』 で使われていた紹介文から引用しています。」