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- Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
- / ISBN・EAN: 9784378015149
作品紹介・あらすじ
インドゾウは、村や田んぼのそばでくらしています。いえ、もともとゾウがくらしていた森に人間たちがやってきて、木を切りたおして、村をつくったり田んぼをつくったりしたのです。…ゾウと人間、たがいになかよく生きることはできるのでしょうか?小学校中学年〜
感想・レビュー・書評
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「今、のこされている大きな森は、もともとゾウのすみかなんだ。わしらは、森と森のあいだのゾウのとおり道で、暮らしておるんだよ」
ウィレンのすむウミアマラ村の近くには、ゾウの群れが東の森から西の森へと移動する通り道がある。デングおじさんは、森を切りひらいて石炭を掘りだせば一儲けできると言う。しかし、おじいさんはその考えに反対する。
インド北東部のガロ丘陵の写真も。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インドの小さな村にすむウィレンは、森でゾウに出会った。人が増えて森が小さくなったことで、ゾウと人との間にはいろんなトラブルが起こっていたのだ。ウィレンのおじいさんは、森の大切さを村人たちに説くのだが、お金のために森の木を石炭会社に切らせようという人たちもいて…。ウィレンはおじいさんの方が正しいと思ったが、なかなかそれを言うことができない。森を守り、動物たちといっしょに豊かな生活を送ることはできないのだろうか? 考え深く、内気なウィレンの勇気が森を救う!
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