風をつかまえたウィリアム

  • さ・え・ら書房
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本棚登録 : 209
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784378041346

作品紹介・あらすじ

アフリカのもっとも貧しい国のひとつマラウィでは、2001年、雨が降らず主要な農産物であるトウモロコシが育たなかった。農村にくらす14歳の少年ウィリアム・カムクワンバは家にお金がなくなったので、学校をやめなくてはならなかった。ウィリアムは、近くの図書館で科学の本に出会い、英文を一つずつ読み解いて内容が理解できたとき、自分で風車をつくろうと決心した。そして、ゴミ捨て場から拾ってきたものをつなぎ合わせて、きちんと動く風車をつくりあげた。そのおかげで自分の家に明かりがつくようになり、後には風車で水をくみあげることができるようになった。このことがラジオやインターネットで報道され、評判になると、ウィリアムは学校にもどれることになり、さらにアメリカの大学で学ぶことになった。いまは、再生可能エネルギーをつかって、村のために発電やかんがい装置をつくろうと計画している。何かを実現したいと思ったら、まず始めること、そして決してあきらめないこと…それがウィリアムの信念だ。

感想・レビュー・書評

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  • ぼくは、電気があるのがふ通だけど、てい電になると電気がほしくなる。だから、ウィリアムが自分で作ったのがすごいと思った。よく考えたら、ぼくにもできるかな。できるまでがんばればできるかな。
    昔とか、国によっては、家に本がないこともあるから、図書館があってよかった。
    はり絵がきれいだった。(小3)

  • 厳しい現実を、好奇心と努力で切り開いたウィリアム少年。
    アメリカの大学で学ぶチャンスを得た彼が、故郷のマラウイの為に
    働きたいという目標を持っていることが素晴らしい。
    あとがきに、解説あり

  • 自分もガラクタからなにか作ってみたいと思いました。

  • 8分。高学年から。
    マラウイの少年が、図書館の本で得た知識をもとに、風車をつくる。

  • 「アフリカのマラウィが気がになったときに、図書館で風力発電の本を読み、、みんなを救おうと自分え風で風力発電所を作り上げた少年の実話。」

  • 学ぶことの意義を考えさせる。

  • 絵本で世界を学ぼう

    紹介された本。
    本書で98冊目だ。

    アフリカの最も貧しい国の一つマラウイって?

    今まで、一度も聞いたことのない名前だ。
    よってアフリカ大陸のどこにあるかもしらない。

    でも調べてみたよ。

    タンザニアの南、ジンバブエの北に位置する。
    マダガスカルの海を挟んで西側の内陸側。

    ウィリアムの頑張りもすごいけど、
    そのきっかけを提供したアメリカの図書館制作もすごい。

    しかし、アフリカって別の本でもそうだったけど、
    ゴミ処理の仕組みがかなり遅れているように思える。

    もそれがウィリアムのジャンク置き場だったのだから
    怪我の功名?

  • どんな環境に置かれようとも、頑張れるのね❣️

  • 「外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック」の「2. 科学」で紹介されていた8冊のうちの1冊。

  • ウィリアムは発明家だなと思いました。

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