三省堂類語新辞典

制作 : 中村 明 

• 三省堂 (2005年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

文章・手紙を書くときや俳句・短歌の実作に役立つ5万項目余を収録した類語辞典。自然、人間、文化の三本を軸に、天文・気象、現象、土地、自然物、植物、動物、人体、生理、関係、属性、感性、活動、社会、生活、学芸、物産・製品、抽象、認定・形容の18ジャンルごとに日常使われることばを配列し解説。巻末に全項目の掲載ページと分野名をずばり示した五十音順クイック索引が付く。

感想・レビュー・書評

[21hj089さんの感想 · 2022年11月28日]

1000ページを超える語数を大きく3つの体系で分類して収録することで、語を探しやすい構成になっている。

[茶野ねこ子さんの感想 · 2009年7月13日]

例えば「すごい」「やばい」「かわいい」は、良い意味にも悪い意味にも使うことができて、一言で相手に思いが通じてしまう便利な言葉です。
でも、せっかく何かに触れて心を動かされたことがあるのに、ありきたりな言葉で片付けてしまったらもったいない！でも、どう表現したら良いか分からない！
そんな時、類語辞典の出番です。

この辞典で「かわいい」を引くと、同様の意味を持った言葉が沢山出てきます。
「可愛らしい」「めんこい」「可憐」「愛い」「愛くるしい」「愛すべき」「キュート」
大ざっぱに言えば皆同じ意味ですが、それぞれニュアンスが違います。
自分が相手方に伝えたいことに一番近い言い回しは何だろう？と考えながら言葉を選ぶことができます。

言葉を調べて意味を知る国語辞典とは違い、意味を調べて言葉を知るのが類語辞典です。
語彙に乏しい私にとっては、手放せないアイテムでもあります。

[emiruさんの感想 · 2007年7月11日]

超便利。