- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784385345888
作品紹介・あらすじ
音声学について予備知識のない人でも理解できるよう平易に解説。なじみのある言語の例を手がかりとして学習できるよう8言語から採録。学習効果を高める「コラム」の充実。7言語対照音声学基本用語一覧付き。音声の世界地図を得られる入門書。
感想・レビュー・書評
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図や表が見やすく、入門にはちょうどいい。
ただし練習問題が無いので、
人によっては小泉保の『音声学入門』の方が使いやすいかも。
また、巻末についている「7言語対照 音声学用語」が非常に使える。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
IPAの子音に関してはほぼ全てに調音時の説明(図付き)があるし、その音を持つ具体的な言語の例も添えられていて非常に有益。
分節音だけでなく、モーラ、イントネーション、アクセントにも丁寧な説明がある。
音声の物理的側面や心理に関しても簡単な説明があるので、入門にはよいと思われます。
手軽だけどしっかりエッセンスの詰まっている本だと思います。 -
【展示用コメント】
なるほど!ことばの発音、アクセント
【北大蔵書目録へのリンク】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=2001284326&key=B151608154726947&start=1&srmode=0&srmode=0# -
共通日本語の音声事実を中心的な素材に据えながら、一般音声学をも視野に入れて書かれた音声学の入門書。説明が分かりやすく、教科書としても非常に使いやすい。音響や聴覚に触れた部分もあるが、基本は調音音声学を扱っている。
前半が単音の説明に、後半が音節・モーラ・アクセント・イントネーション・その他の超分節的特徴の説明にあてられ、最後は伝統的な音素論の考えが簡潔に述べられている。
巻末の付録も充実しており、日本語母語話者にとっての音声学入門としては群を抜いて一押しです。 -
英語、中国語の発音の練習をしているが、そもそも日本語の発声はどうなっているんだろうと思い、この本で勉強してみることにしました。
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分かりやすくて、コンパクトにまとまってます。