永井荷風ひとり暮し

著者 :
  • 三省堂
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 8
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385355597

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 荷風散人が歩き回った場所とその頃の暮らし振りなどを、日記をよすがにしてやさしくまとめたもので、荷風の入門書として面白い。
    荷風が自ら記した愛人一覧が日記のどこに書かれているかなどから、荷風への興味も引き立てる。
    昭和34年に亡くなるまで、毀誉褒貶の塊とも言える荷風であるが、最期まで孤独を愛し、というより孤独に固執し、誰にも頼らず生涯を生き抜いた強靭な精神性は、お一人様ならずとも見習うところが多い。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

一九七四年生。一九九四年法政大学入学後、一九九七年「法政の貧乏くささを守る会」結成。学食闘争やくさや闘争などを展開したのち「全日本貧乏学生総連合(全貧連)」を結成。二〇〇一年「貧乏人大反乱集団」結成。二〇〇五年高円寺にリサイクル店「素人の乱」をオープン。六本木ヒルズでの「クリスマス粉砕集会」、放置自転車撤去に反対する「俺のチャリを返せデモ」、中古家電売買規制に反対する「PSE法反対デモ」、土地所有に反対する「家賃をタダにしろデモ」、二〇〇七年杉並区議選立候補など、既成の運動概念にとらわれない自由で創造的な行動が注目を集めている。

主著:『貧乏人の逆襲!—タダで生きる方法』(筑摩書房、二〇〇八年)、『貧乏人大反乱』(アスペクト、二〇〇八年)、『素人の乱』(共編、河出書房新社、二〇〇八年)、『さよなら下流社会』(共著、ポプラ社、二〇〇八年)

「2010年 『グローバル化に対抗する運動ともうひとつの世界の可能性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松本哉の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×