プレイフル・ラーニング

  • 三省堂
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本棚登録 : 464
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385365640

感想・レビュー・書評

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  •  今一番好きな本と言っても過言でない『プレイフル・シンキング』の上田先生と、『職場学習論』の中原先生の共著。しかも帯には『働くひとのためのキャリア・デザイン』の金井先生が「僕はもう、ゾクゾクしましたね。10年に一度くらいのインパクト」と書いてある。即買した。
     内容は、“天然プレイフル”の上田先生の憧れに向かい続けた半生(「書き物」を好まない上田先生の活動や実践は知る人ぞ知る状態とのこと)。プレイフル・ラーニングの実践としての「経験のREMIX」ルポ。そして上田・金井・中原先生による鼎談。

    上田先生の言葉、
    ・「学ぶこと」は「変わること」であり、「変えること」(p183)
    ・アウトプットしてはじめて世界が変わる(p183)
    に痺れた。
    もちろん、五つ星評価。

  • 眼からうろこですね。教育の発展の歴史を辿り、最近のムーブメントまでわかりやすくまとめられています。
    肝に銘じておくため。序文より抜粋、いわゆる「ワークショップバブル」と呼ばれるような様相を呈しているのが「現在」であると思います。-しかし、一方、このバブル状況において、憂慮するべき事態も生まれてきているようにも思います。最大の憂慮すべき事態は、「クオリティが玉石混淆である」という点です。誰もが「教え手」になれるということは、非告禅的に「クオリティの格差」が生まれることを意味しています。

  • 本の最後にある、上田先生、中原先生、金井先生の鼎談が一番面白い!上田先生の半生の話の中に出てくる有名な学者たちの文献もチェックしてみたい~
    本自体もやわらかくて、好き~!

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著者プロフィール

同志社女子大学現代社会学部現代こども学科特任教授、ネオミュージアム館長

実験的アトリエとして奈良県吉野川のほとりにネオミュージアムをつくり、1990 年以来、現在まで 50 近くの実験的ワークショップを実施している。現在、人と人が織りなすコミュニケーションから豊かな学びの場をつくる「プレイフル・ラーニング」という新しい考え方を構築し、実践的な研究を続けている。

「2020年 『プレイフルシンキング【決定版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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