本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784387850953
感想・レビュー・書評
-
テレポート装置で瞬時に他の惑星に行けるようになったが、地球以外で人類の生存可能な惑星はフォマルハウト第九惑星のみであった。しかも、地球からフォマルハウト第九惑星にテレポートすることはできるが、戻ることはできないとされる。主人公は真相を知るために宇宙船でフォマルハウト第九惑星に出かけようとする。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公のラクマエル・ベン・アップルボームがフォーマルハウト系第九惑星「鯨の口」(どういう名前だ、これは。)にテレポートされるまでは、まあ、普通のSF。その直後、ラクマエルがトレイルズ・オヴ・ホフマン社(THL)の兵士に高速ダートで撃たれてLSDを注入された後は、それはもう、何が現実かまったく分からなくなるディックお得意の世界。新刊として出たばかりの頃に買って、一度読んでいるはずだが、全然覚えていなかった。ハッピーエンドで、読後も安心…していいんだよね。鈴木聡訳。1985年8月15日発行。定価540円。
収録作品:「テレポートされざる者」、「負債としての旅」(鈴木聡による解説) -
2009/03/25 購入
2009/04/07 読了 ★★
2015/11/25 読了
全3件中 1 - 3件を表示