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- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784389420802
作品紹介・あらすじ
ヒュームは一七三九年から一七五二年にかけて,彼の哲学的成果を次々に公刊したが,ほとんど注目されなかった。しかし,一九六〇年代以降,ヒューム研究が哲学・宗教・政治・経済・歴史・社会思想の分野で着実に進められるとともに,ヒュームの多角的で独創的な思想内容が次第に解明されるようになった。ヒュームは人間学を基礎として諸学の完全な体系を構築しようとした。彼の視野の広さと鋭利な考察は,諸科学の分化と専門化の中で混迷を続ける現代において,多くの示唆を与え続けるであろう。
感想・レビュー・書評
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清水書院のシリーズではアダムスミスに続いて購入。アダムスミスは簡潔にまとめられていてよかったので、という感じで気軽に購入。こちらも簡潔で余計なものがなく読みやすい。
ヒュームというと全体像がなかなか掴めないような雰囲気があって、自分としてはアダムスミスの盟友みたいな立ち位置を勝手に割り当てていたのだけど、当然ながらその他の思想についてまとめてあって、断片的なヒュームの思想というだけではなく、ヒュームという人物という対象への理解は深まった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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