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- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784390108287
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
教養文庫版『世界の歴史』 第8巻 「アジアの専制帝国」
シリーズから中国の歴史に関係する巻だけを読んだ。
明から清までと台湾、李氏朝鮮、インド、オスマントルコを扱っている。
この時代の中国は皇帝に権力が集中した時代と感じた。今までの中国では一部の皇帝を除き、専制することはあまりなかったが明、清あたりから皇帝の専制が始まっている。
しかし、専制によって国力が増大していることはわかるのだが専制によって国家が混乱することもあり、同時代の江戸幕府は主に重心の合議制だったし、良し悪しだなと感じた。
このシリーズを通して感じることだが中国の農民による反乱で政権が崩壊することが繰り返され、その流れは何人にも止められないのだと強く感じた。
同時代の台湾、李氏朝鮮、インド、オスマントルコの勃興も中々に面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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