サガとエッダの世界: アイスランドの歴史と文化 (現代教養文庫 1441)
- 社会思想社 (1992年8月1日発売)
本棚登録 : 45人
感想 : 3件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784390114417
感想・レビュー・書評
-
めちゃくちゃ面白かった…!!
アイスランドの成り立ちと、文芸作品サガとエッダについて、とてもわかりやすく書かれている。
最初期の植民についても、誰が行ってその子は誰で、と詳細に書き残されているとは驚き。
まつわるエピソードがまた面白いこと!
古い文芸作品が残っている理由とキリスト教の受け入れ方の関係が意外で興味深い。
内容と共に、小気味良い文章も良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦士たちが血で血を洗って求めた名誉も財産も、今では物語でしかない。
何もかもが失われた後、詩が残った。詩は美しいからだ。
中世以前の人々は、キリスト教が異郷の人々の間に同じ価値観を打ち立てることを期待していた。それは争いのない世を願ってのことだった。(あと、政治的とか他にもいろいろあるみたいだけどよくわからない)
宗教は平和の役には立たないと、今では誰もが知っている。
ラックスネス
グドブランド・トルラクソン『受難賛歌』
ヨーン・トロッドセン
ステファン・ステファンソン
エイナル・クヴァラン
グドムンド・カンバン
ヨハン・シグールヨンソン
グンナール・グンナルソン
ヨーン・スヴェンソン
アイスランドのことをちょっと知りたくなった。 -
指輪物語の作者、トールキンに影響を与えたサガやエッダに付いて書かれている古代北欧系の英雄の物語などが紹介されている
全3件中 1 - 3件を表示