新冒険手帳: 災害時にも役立つ!生き残り、生きのびるための知識と技術

  • 主婦と生活社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391131208

感想・レビュー・書評

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  • 子どもたちが、すごい勢いで読みはじめた。小6兄は、ナイフとパチンコの作り方、小4妹は応急処置のところがお気に入り。取り合って読んでる。

  • コンビニで売っていたので、つい…みたいな(笑)
    内容は正編の谷口版と違うのかな。正編は子どもの時しか読んでいないので判断できない。
    『災害…』という言葉に時代を感じていたら、この本の発行は2006年。先取りだったのね…

    第一章は火をおこす話から始まっているけれど、『災害…』を主にするなら、災害から身を守る方法→命を守る救助法→正しい情報を得る方法といったところから始めて、その後生存技術が必要になる気もする。

    結局冒険少年(中年?w)の脳内妄想本の範疇なんだよね…(でも、それも悪くないと思っている)

    処分日2014/09/20

  • いきなり思いもよらない災害に巻き込まれる今だからこそ必要な知識。ちょっとやりすぎではと思うこともあるが、今までの災害の教訓をもとに書かれていて、確かにそうかなと思う。それほど難しくなく書かれていており、予備知識が無くてもできそうである。

  • 天変地異が起きたらかなり使える知識が満載。
    男はこういうの大好きだろう。

  • オーナー:ゆきピー
    「この本は何もない時でも生きていくためのことがいろいろ載っている本です。災害の時にもすごく役立つ本です。ぜひ、読んでください。」

  • これは真面目なサバイバル読本です。読むと何でも出来る気になりますが、実際にそんな境遇になると何も出来ない自分に愕然とするんだろうな。

    ボーイスカウトをかじったことがある人はビビビときます。

  • アウトドアだけでなく、災害時にも使える知識がいろいろ載ってます。
    救急手当の方法や包帯法なんかも載ってて、ほんとにアウトドアや災害時に使える知識を幅広く載せているってかんじです。

  • 想像もできないような大災害に直面し、ライフラインが途絶えた時、どうやって生き延びていくか。
    この本は、著者がボーイスカウトで長年培ったサバイバルのノウハウが紹介されていますが、そのまま非常時にも応用できるものとなっています。

    火を起こしたり、飲料水をろ過したりと本格的で、冒険とは、ここまでワイルドなものなんだなあと驚くことばかり。
    アウトドアライフの必需品として、さまざまなナイフが紹介されていました。
    日本では肥後守、フランスではオピネルがよいとのことです。

    ナイフを使ったさばき方も紹介されていましたが、魚だけでなく、鳥、うさぎが図示されているのには、リアルすぎて気が遠くなりそうでした。

    吹き矢の作り方までありました。
    おそらく、災害サバイバルというより先に、ネイティブアメリカンの生き方を学ぶ本だと思いますが、キャンプなどのアウトドアレジャーは目ではないほど、はるかに上級者向け。

    ここまで文明社会がサバイバルになったら、もう地球の終わりではないかとも思いますが、ギリギリの行きぬくすべが書かれているため、実行できないまでも知識は入れておこうと思います。
    子供の頃にガールスカウトに入ることなくインドア生活を送ってきた身にとって、初めて知ることが多々ありました。

    日本の国内で鳥や動物を取るための免許は世界一厳しい狩猟法なのだとか。
    獲ってよい数、期間、区域、時間、猟法と猟具、一日当たりの捕獲制限などが詳しく決められているそうです。

    また、国内でワナを使って狩猟をするには、「網・ワナ猟免許」が必要だとのこと。
    勝手に網やワナをしかけてはいけないとは知りませんでした。

    食べてはいけない毒草はいろいろありました。トリカブトはわかりますが、鳥の好む赤い実のナンテンもだめだとは。ギンナンも、馴染みがあるためうっかり食べてしまいそうです。
    セリに似ているドクゼリも、ヒガンバナもイメージ通りに死を招く植物だとか。
    百合がダメなのは知っていましたが、スズランにも毒があるそうです。
    フクジュソウにも。フキノトウと間違えて、食用だと勘違いしてしまいそうです。

    トラフグは部位によって青酸カリの1000倍の毒を持つほど毒性が高いと知りました。
    これは、食べたが最後、ひとたまりもありませんね。

    カニは、おいしく食べられるものと思っていましたが、安全と認められているもの以外は絶対に食べてはいけないのだとか。
    「スベスベマンジュウガニ」というほのぼのした名前のカニを食べたら、フグ毒と似た麻痺症状を起こすそうです。
    おそろしいものですね。

    かわいいインディアン・モカシン靴の作り方や、スティーブンスンの『宝島』に登場するコラクルという丸いボートの作り方なども紹介されており、(自分で作れるものなんだ)とワクワクしました。
    イヌイットの氷の家、イグルーや、横手のかまくらの作り方も。
    イグルーの、中に人が入り、空気が温まることで、少し氷が解け、その水が氷の溝を埋めて強固になるという仕組みを知り、なるほどと思いました。

    災害対策の一つとして、下水道のマンホールの穴にはめて簡易トイレにするものが普及され始めているというニュースが掲載されていました。
    特に女性にとって究極の悩みどころとなる災害時のトイレ問題が改善されるのは、非常に助かります。

    救助を求めている時、手を振って相手にアピールしても、それだけでは「助けて!」か「バイバイ!」か相手はわからないというのも留意点です。
    生死を分けるところなので、相手にしっかりSOSを伝えないといけません。
    ところでSOSが「Save Our Souls」と略だとは知りませんでした。
    もとは宗教からきた言葉なのでしょうか。

    日本のイタチザメは英語でタイガー・シャークというと知り、イメージのずれがおかしくなりました。
    といってもこのサメ、相当獰猛らしいので、海で遭遇しないように気をつけなくてはなりません。

    なるべく、この本に書かれたサバイバル方法を実行に移さずに済むことを願ってやみませんが、大災害の時にも、慌てずなんとか当座をしのいでいきたいものです。
    この本に書かれていることを災害時にぱっと活用させるのはなかなか難しいため、有事に備えてのサバイバル実践講座などが市町村で設けられるようになればいいですね。

  • 名作の冒険手帳の新版が出ました。食べられる動物、「ニンゲン」『ハッ!』という名シーンが載っていましたが、新版もあるかなあ?→ありません。

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著者プロフィール

講談社でマンガ編集部などを経て作家。ボーイスカウトのリーダーや国内外での野外活動経験で、さまざまな技術を習得。アウトドアやサバイバルの技術、工作などを通じて、子供たちに「生きる力」を伝えている。著書に『今すぐ身につけたいサバイバルテクニック』(誠文堂新光社)、『新冒険手帳[決定版]』(主婦と生活社)、『まんが工作チャレンジ』『スーパー図解 工作図鑑』(主婦の友社)など。現在、全国の子供新聞に「りんぺい先生の作って遊んでサイエンス」を連載中。

「2023年 『ビジュアル「生きる技術」図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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