魔法のゼリー

著者 :
  • 主婦と生活社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391150100

作品紹介・あらすじ

冷やし固めるうちに、自然と2つの層に分かれていく「魔法のゼリー」。主な材料はジュース、生クリーム、そして粉ゼラチンくらい。それらをざっと混ぜて、グラスや型に移し、冷蔵室で冷やしておくだけで、食感と色が異なる2つの層を持つゼリーができあがるのだから、ちょっと感動的です。

これは液体の比重の違いと、生クリームの油分の働きによるもの。こんなにきれいに層が分かれるものかと、驚いてしまいます。一般的に層のあるゼリーを作る場合は、層ごとにゼリー液を作って、いったん冷やし固めてからまたゼリー液を追加し……と、二度手間、三度手間が発生するものですが、これなら一度に作れてしまいます。まるで「魔法」!

そしてなにしろこれがおいしいのです。透きとおった部分は主にジュースで、食感はぷるぷる。白い部分は主に生クリームで、食感はなめらか。この2つが口の中で合わさると、上質なムース菓子のような、なんとも高級感ある味がします。

塩味だってお手のもの。まるでフランス料理店の前菜のような2層のジュレが、簡単に作れます。ホームパーティの前菜などにぴったりですね。

感想・レビュー・書評

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  • 私の家では子どもの頃からこれのオレンジ味が定番だった。
    まさかこーんなに色んな味で作れたとは。
    子どもの頃たらふく食べたいと思っていたから、大人になってやってみた。
    飽きない。いくらでも食べられる。
    魔法のゼリー(オレンジ)は私の中では1番の魅惑のスイーツ。
    この本のレシピは私が日頃作っているレシピの半量だった。
    たらふく食べたい方には倍…3倍…4倍でもいける。
    今度はオレンジじゃないのもやってみよう。
    リンゴとかブドウとか、想像しただけでウキウキする。

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著者プロフィール

お菓子研究家。大学卒業後、製菓専門学校を経て、フランス菓子店に勤務。料理研究家・石原洋子氏のアシスタントをつとめた後に独立。初心者でも作りやすいレシピを数多く考案している。著書に『決定版! 何度も作りたくなる お菓子の基本』(講談社)、『ホットケーキミックスで愛されお菓子』(学研プラス)など多数。『魔法のケーキ』(主婦と生活社)で第3回料理レシピ本大賞 in Japan【お菓子部門】大賞受賞。

「2022年 『季節のスイーツ 冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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