時間を、整える (私のカントリー別冊)

制作 : 主婦と生活社 
  • 主婦と生活社
3.79
  • (5)
  • (18)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 206
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391641486

作品紹介・あらすじ

1日24時間は変わらないのに、
短く感じたり、長かったり、足りなかったり。
もしかしたら「時間」は、
無意識に過ごす自分を映す鏡のようなものなのかもしれません。

徹底して非効率に時間を使うのは、映画監督の河瀨直美さん、
「未来は過去の価値を変えることができる」という理論物理学者の佐治晴夫さん、
80歳を過ぎてからプログラミングの勉強を始め、
シニアが楽しめるアプリを作ってしまった若宮正子さん、
家事代行サービスを使って「時間を買う」ことで優しくなれたという白田茜さん
ほか、様々な「時間の整え方」がここに。
効率だけではない、自分らしい時間の使い方を見つけてみてください。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「時間」とは、一体何者なんだろう。

    60歳を過ぎてiPhoneアプリを開発し、本国のAppleに招聘されたおばあちゃんから、映像の描く「時間」に心奪われた河瀬直美監督、仕事に人生を注いできたバリキャリOL、震災を機に地方移住した家族、物理学者まで。様々な人たちの「時間」の価値観を紐解いていく。

    さらには、ギリシャ哲学、仏教、キリスト教、物理学などの面からもアプローチ。「時間」という概念を深く考察していく。

    企画の面白さが秀でていながら、柔らかい雰囲気の編集構成で読みやすい。すてきな一冊に乾杯です。

  • 私と同じ位の年代の方や人生の先輩方の時間の使い方、時間の整え方、またそれらへの考え方がとても参考になった。若い頃は時間は永遠にあるように思えたが、 50を目前にし自分に残された時間についてどのように過ごすかということをしばし考えるようになった。何を手放して、何を手に入れるか。自分が楽しく心地よく過ごすために、ちょっと努力をすることや仕組みを作ることもできる範囲でやっていきたい。また、一体何のために時間を作るのか=どんな暮らしをしたいのか、自分は何が好きで何を望んでいるのか、何が苦手でどんなことは耐えられないか…といったことも、考えておきたい。

  • 時間の使い方は時間の捉え方
    時間に対しての考え方でかなり変わるなぁ。っていう感想。
    それぞれがそれぞれの想いの中に流れる時間があって、子どもの一年は6歳なら6分の1。
    でも、50歳の一年って50分の1。当たり前だけど時間の感覚として早くなるのはそういうこと。
    っていうの読んで。
    あ、ホントだな。と。
    そりゃ。なんだか年取るとだんだん一年あっという間って思うよなぁ。と、我ながら納得しちゃいました。
    大切な時間、いつ終わるともわからない時間を、気持ちよく使うためにやっているそれぞれのこと。

    あーそういうのいいかもなぁと。思える時間の使い方ばかりでした!!!!

    部屋を整えたら。次は時間を整えて、心を整えていきたいと思いました。

  • 中年という世代にはいり、この先明るい色はなく、どうしようと思い、先人たちの思いを知りたかった。日本では若宮さんのような女性は少ないだろう。少ないのはなぜ?したいことかできない環境だったからか、教育だったからなのか。少ないなら増やせばいい。私も若宮さんのように、らしく、から外れて、制限を外してみよう。

  • 本多さおりさん
    時間使いの二毛作が面白い
    ・洗濯ー保育園の送り迎え
    ・パソコン作業ー野菜蒸し
    ・スーパー買い物ー銀行郵便局

    若宮正子さん
    年齢のリミッターがない好奇心と行動力。まずは私もGoogle Home買うか笑 孫だけが楽しみな老後にはしたくないな。

    鈴木尚子さん
    ・クローゼット色別収納
    ・エクセルメニュー煮物、和物、手間
    ・家族みんなぬわかるパントリー収納
    ・家事内容をチャートにしてプレゼン

    ・タスカジ3時間で21品(耐熱保存容器)
    サラダから。肉料理は冷凍。煮込みは3日目以降も可能

  • 時間の使い方に真摯に向き合う。
    時間の使い方を自分で決める。
    時間をコントロールする。
    常に時間について意識し、組み立てることが大事。

  • 2018.12.1 読了

  • どちらかというと、ゆとり時間を取り戻すという方向で、共感を持ちつつ読めました。
    ただ、出てくる人の多くは仕事にかなりの裁量がある人な気がしました。普通の(?)会社員はなかなか真似できないこともあるかなと。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

住まいと暮らしの雑誌編集部編

「2018年 『Come home! Vol.54』 で使われていた紹介文から引用しています。」

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×