十牛図 ほんとうの幸せの旅

著者 :
  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393134160

作品紹介・あらすじ

仏教の有名なモチーフである「十牛図」を使って、禅宗の尼僧である著者がほんとうの幸せの旅をやさしく語ります。第一図から第十図の各図版と丁寧な解説つき! 幸せを捕らえて、家に連れて帰ってそのあとは? 幸せを得たあとも続くほんとうの幸せの旅とは?

感想・レビュー・書評

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  • 十牛図は人によって微妙に解釈が違うところが面白い。

  • 基本的には、もとの十牛図の漢文・漢詩が訳され解説が付与されているという構成だ。だが、そこに著者の実体験をもとにした例が添えられており、解釈の咀嚼に役立つ。

    たとえば忘牛存人、人牛倶忘、返本還源あたりの違いはなかなか判然としないのだが、そこに尼僧の実体験に基づいた解説が添えられていることでその段階の違いがおぼろげながらわかったような気がする。

    この本を手にとったきっかけは「RSGT」という開発者イベントでフィーチャーされていたからで、そういう門外漢にとってこの本はとっつきやすかった。

    ↓に詳しい感想や意見などまとめています
    https://note.com/dora_e_m/n/n51ae6f9bf3c7

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著者プロフィール

1933年(昭和8年)、愛知県に生まれる。禅僧。駒澤大学仏教学部卒、同大大学院修了。5歳で曹洞宗無量寺に入門、15歳で得度し、愛知専門尼僧堂にて修行生活に入る。1976年より同尼僧堂堂長を務め、現在に至る。正法寺住職・無量寺東堂などを兼務する。2006年、仏教伝道功労賞を受賞する。茶道・華道の教授でもある。著書は多数あり、当社近刊本に『禅のおしえ12か月』(2018年)がある。

「2022年 『新装改訂版 道はるかなりとも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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