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- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393136331
感想・レビュー・書評
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臨済宗14派の一つ佛通寺派の管長まで務めた、対本氏が結果的にその職を辞すことになっても、医学部受験をし、医師を目指した理由を綴っている。
そこには、生老病死の専門家である僧侶が病に苦しみ、死を恐れる人々の本当の意味での救いになりえていないことへの苦悩から、医師の道を志たことがよく分かる。
そしてそこには若き日の父親の死が少なからず影響を与えていることが分かる。思うことも大事だが、そこまでの人はたくさんいるだろう。
実際、今日の宗教のあり方に疑問を持っている僧侶の方も多いだろう。しかし、実際にそれを実行に移す人がどれだけいるだろうか?そこに対本氏の凄みがある。
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