人生の流れを変える瞑想クイック・マニュアル―心をピュアにするヴィパッサナー瞑想入門

著者 :
  • 春秋社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393199022

感想・レビュー・書評

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  • クイックマニュアルとあるが、文字量が多い読み物系。手軽に始めると言うよりは考え方などをじっくり読み込む感じ。これを読んで、始めてみよう!とはならななかった。

  • 「サティ」を意識するようになり、余計なことを考えずに作業ができるようになった気がします。
    瞑想はまだ難しい…

    サティ(Sati)…思考や判断を差し込まずに、見たものを「見た」、聞いたものを「聞いた」、感じたものを「感じた」と一つひとつ心の中で言葉確認(ラベリング)しながら純粋な事実だけを気づいていくこと。

  • いま時分は何をしているか?を自覚するサティで充分。冴えている時は冴えた意識で、ボンヤリしている時はそのボンヤリした意識で、良い状態にしようなどと狙わずに、変化していく様子を淡々と観ていく。「愛」はエゴがある優しさ、「慈悲」はエゴがない優しさ。戦争は集団的なエゴとエゴの激突。「私が、俺が、自分が」とエゴ感覚でする仕事は疲れる。「捨」はあらゆるものを公平に客観的に無差別平等に見る心。「捨」の心でエゴや我執が取り除かれる。まず、自分が幸せになること。そうすればいつの間にか、他人にも優しくなれる。

  • 瞑想について、シンプルにわかりやすく記載された本。
    自分と向き合う事、悟りに近づくことができそうな本。
    また時間がある時に、人生に悩んだ時に読みたい。
    <メモ>
    ・集中力と心の静けさと能力開発にはサマタ瞑想。心の在り方が変わり、人格が変わり、心反応パターンを変えるには一瞬一瞬の自分の状態に気付き、自己理解や現状認識を深めていく観察型のヴィパッサナー瞑想というものがある。ありのままの状態を客観的に観察していく瞑想。
    ・気づきの瞑想は日常生活に通じていく
    ・ありのままの自分を認めるいさぎよさから、自信が生まれてくる
    ・正しい選択のポイント①明確な判断基準を持つこと②目の前の選択肢をよく調べること③最終的には直感と好き嫌いで決めなければならない
    ・余計な妄想を止めると脳内環境が格段によくなります。動物的な直感から、知けいの直感へ
    ・カルマは行為よりも意志によって作られる。悪い原因からは悪い結果が、良い原因からは良い結果が表れます。
    ・怒り、対象を嫌う心が少なくなれば、嫌な仕事もなくなってくる。エゴの反応に気付き、好き嫌いをなくしていくプロセスに心の成長がある。
    ・深呼吸をして、慈悲の瞑想を唱えてから、静かな心で力強くしかりましょう
    ・その状態に気付こうと努力をする気持ちがサティの進歩につながる。
    ・気づきの心は10分の瞑想でも養われる。のってきたら長時間する。瞑想が進むと短眠型になっていく。
    ・瞑想をしていないときに心が以前よりきれいになっていると感じられたら瞑想が進歩した証。
    ・心に強く触れたものにサティを入れる。
    ・妄想が止まれば病気の苦しさは激減する。病気の時の瞑想は中心対象に絞らないで、受身に徹する
    ・捨の心が浸透することによって、エゴが取り除かれる

  • ×20130809
    意味がわからなかった。
    本書は前作を読んでて当たり前のように話が進み、最初からチンプンカンプン。
    最後に少し瞑想の方法が書いてあったが、それもアバウト過ぎて理解できなかった。

  • さいきんハマっているヴィパッサナー瞑想の中でも読みやすい一冊。というか読みやす過ぎる?実践的でよい。

  • 仏陀の教えをもとに、噛み砕くように瞑想や心の在り方について説明している。しかし実際に覚醒した人の文章と比べると、憶測やその人なりの解釈ととれるあいまいな部分、さらに多少の矛盾も感じる。ところどころ日本語の表現も気になる。これは校正の問題かもしれないが、それでも中身の信憑性や文章を読む集中力をそがれるのは事実。
    瞑想内容は非常によいと思うので、今後も取り入れていきたい。
    しかし著者が考えるこの瞑想を求めるであろう読者あてへの具体的アドバイスは、今と自分にはどれも当てはまらず、あまり参考にならなかった。悪い本ではないが、読み返すこともなさそうなのでいずれ古本屋さんへいってしまうかも。

  • 簡単にできる瞑想の本。やることは、単純に今やっている事や心に浮かんだことに一つ一つ「ラベル」を付けていく事。ただ、それだけ。しかし、実際に私が少しだけやってみると確かに効果がある気がしました。もう少しやってみる価値はあると思います。内容はクイックマニュアルですので、本格的にされる方には向かないかもしれません。

  • ラべリングすること。

  • 仏教の教えをやさしーく説いた本。全体的な事すべてにおいた自己啓発本。
    良い事をせよ(善行)。怒りは悪いカルマの元。根絶せよ。
    日常のサティはよさそう。時間をとって、瞑想はなんだかんだでやっぱり難しいとおもうから。
    「今、私は何をしている?」を常に。(Twitterが同じ事を題にしていて、面白いと思った。彼らはいったい何を企んでいるのか。。。)
    不安や心配は妄想。だから現実に今、起こっている事だけに意識を向ける。
    そうする事でとりごし苦労も、なくなる。幸せに生きられる。
    将来の不安や心配すべて=「とりごし苦労」であるだろうから、サティを入れて、今を考える事ですべての不安が消える事になる。
    眠気の対処法は、効果なかった。それよりもそのページを読むと、反射的に眠くなるのは、図書館の本だから?
    何人もの人が、眠いときにこのページを開いて挑んだから?その眠気がこのページに念となって残っている気がする。
    慈悲の瞑想の言葉は、現代語(口語)でよいのではないか?

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著者プロフィール

グリーンヒル瞑想研究所所長

「2015年 『「心の疲れ」が消えていく瞑想のフシギな力。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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