- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393291627
作品紹介・あらすじ
まどか☆マギカやプリキュアの華麗な変身。でも魔法使いサリーは変身していなかった。「らき☆すた」のかがみとつかさ、ラブライブの希など巫女が多いのはなぜ? アニメ・マンガに溢れる宗教表象とその変遷をたどり、現代文化と宗教性の絡みあいを解く。
感想・レビュー・書評
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日本でのAR(拡張現実)への関心の高さは、「地縛霊や座敷童など、場所に特定の存在を見出す日本ならではの、八百万の神を可視化する眼鏡かもしれない」と指摘されてたのが面白かった。
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魔法少女や異世界、転生物などの作品をあげてあらすじを書く、論文を挙げて「そうとは言えない」と言う、だけのようでなぜ変身するのかについてや宗教からの読み解きなどはない
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魔法少女の成り立ちから、変身や戦闘少女などにとどまらず、巫女・神社、異世界・転生、ロボットなど、今盛り上がっているアニメ界のテーマを網羅する充実した内容でとても興味深く読みました。ロボットに乗って操縦するのは「変身の一形態」という氷川竜介さんの指摘にはなるほどと思う。
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まどか☆マギカやプリキュアの華麗な変身。でも魔法使いサリーは変身していなかった。「らき☆すた」のかがみとつかさ、ラブライブの希など巫女が多いのはなぜ? アニメ・マンガに溢れる宗教表象とその変遷をたどり、現代文化と宗教性の絡みあいを解く。
(2022年)
— 目次 —
序章
第1章 魔法少女はなぜ変身するのか
1 魔法少女の発生と展開「魔法使いサリー」
2 魔法による変身は何をもたらすのか「ひみつのアッコちゃん」
3 戦闘美少女と魔法「セーラームーン」と「プリキュア」
4 「魔法少女まどか☆マギカ」の衝撃
第2章 巫女と神社
1 ポップカルチャーのなかの神道
2 「らき☆すた」と聖地巡礼
3 ポップカルチャーのなかの宗教
第3章 異界と転生
1 異界、他界、異世界
2 人々は転生に何を見るのか?
終章
あとがき -
アニメと、魔法と、巫女と、鳥居と、異界と、転生と、まあ、宗教。
何で変身するのかはよくわかんなかったが、エンタメ化する宗教と若者の関係も語っているのか。
元々、娯楽のない時代、宗教の語るドラマとか、仏像とかだって、エンタメ的なところはあったと思うし、違うところと言えば、生きるために命懸けにならなくて良くなったことかなとも感じる。
創作する方から言えば、自分ルールだけで書けるから、楽だってのもあると思うんだけどなあ。
何より、魔法少女まどか⭐︎マギカ見たことなくって、凄い見たいんですけど。有料しかなさそうだ・・・ -
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https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1408078
選書ツアー参加学生からのコメント↓
「魔法少女」というどんな年代でも誰もが一度は耳にしたことのある概念と、そこに含まれる宗教性についての考察。日本人の生活になじみ深いポップカルチャー、その独自性や特徴についての思考を巡らせることができます。宗教と政治の関係性についてが話題になるなどした今年、特に読みたい一冊です。 -
2022京都外大図書館プロジェクト Library Explore Mission(L.E.M.)学生選書
京都外大図書館所蔵情報
資料ID:655830、請求記号:161.3||Ish -
細かく書いてあるけど