公共宗教論から謎めいた他者論へ

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  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393299531

作品紹介・あらすじ

東日本大震災後の公共と宗教の議論が見落としたのは、天皇制のような公私を包摂する法外な「謎めいた他者」の主体への影響である。村上春樹やオウム以降の宗教学、戦後民主主義を批評することで、公共空間を考察する。著者の宗教学に関する最後の日本語論集。

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著者プロフィール

1961年、水戸市に生まれる。
「見えないものを語ろう」とする癖(へき)が高じて宗教学者に。

東京大学大学院人文科学研究科宗教学専攻博士課程中退。博士(文学)。
海外の大学の客員教授や客員研究員を歴任。
2024年現在、国際日本文化研究センター(京都)教授。
磯前プロジェクト室主宰。

著書に『近代日本の宗教言説とその系譜』〔岩波書店, 2003年〕、
『閾の思考』〔法政大学出版局, 2013年〕、
『ザ・タイガース: 世界はボクらを待っていた』〔集英社新書, 2013年〕、
『死者のざわめき』〔河出書房新社, 2015年〕、
『昭和・平成精神史』〔講談社, 2019年〕、
『公共宗教論から謎めいた他者論へ』〔春秋社, 2022年〕、
『石母田正』〔ミネルヴァ書房, 2023年〕、
『居場所のない旅をしよう』〔世界思想社, 2023年〕など。
外国語に翻訳された書物など多数。

「2024年 『生者のざわめく世界で 震災転移論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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