本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393312841
作品紹介・あらすじ
斬新な視点から、やまと言葉の考察を通し、日本語の哲学の可能性を探り、「日本人の心のありか」を指し示す、刮目の書。
感想・レビュー・書評
-
私の求めているものではなかったので評価はしない
国語辞典などからの引用が多く、それならば「日本語と神道」の方が興味深かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やまと言葉のルーツと本来の意味、言葉に込められた思いを知ることにより、周囲や自分の力を超えた働きに対する感謝の気持ちを学ぶ。
-
やまと言葉の滋味豊かさを堪能した。
特に「さようなら」の項での死についての考察ーそれまでの人生を物語としてまとめ、自力ではどうにもならないことがあるのも受容するーは、雨の日本庭園を静かに眺めるときのような気分になった。移ろいゆく人生の受け止め方としてなんと美しいのかと。
いくつかのやまと言葉への考察を経て、話題は福島第一原発事故に及ぶ。言葉を自然を本来のやまと言葉の意味から外れ、軽視するようになった日本への警告でもある。
言葉は、日本語は、単なる伝達の手段ではない。その奥の祖先からの遺伝的遺産を腹の底から感じ取る精神を取り戻したいものである。
全3件中 1 - 3件を表示