- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393360460
感想・レビュー・書評
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初心者向けではない。著者らの"アドバンスド・サブモダリティ・トレーニング"の講義録を編集したもののようだ。
バンドラーの『神経言語プログラミング 頭脳をつかえば自分も変わる』(酒井一夫訳、東京図書)を先に読んでほしいと書いてある。
翻訳もあるが、縦書きが読みにくい。NLPの本は、横書きにしてほしい。
読めば理解できるようには書いてあるが、複雑なので理解しづらい。実演を動画で見たい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
NLPプラクティショナー受講レベルでは少々難しいと感じるレベル。
実際のカウンセリング・コーチングで実演したやり取りを文章で記載しているため、イメージがしやすい。何度も読むことで新たな気づきや学びがあるであろう内容のため、他のNLP本を読んだり、実践を重ねてから読むとさらに学びが深まると思われる一冊。 -
NLPは、一応、マスター・プラクティショナーだったりする。
が、基本的な考えとして、しっくりきていないこととか、何をやっているのか分からなかったり、効果を全く感じないツールも結構あった。
が、NLPの基本図書の一つであるこの本を読んで、結構、スッキリしたところがたくさんあった。
そもそもの考え方として、NLPって、実践的なのだが、思想がない、と思っていたのだが、それはそうなんだけど、ようするにこれはツールなんだということがよく分かった。
この本は、徹底的にツール指向というか、かなり細かいテクニックの解説が書いてあって、ある意味、その割切りが潔い。とともに、ツールの解説にとどまるところにむしろ著者の誠実さとか、愛情みたいなのを感じたりした。(セミナーをベースとしたものなので、なんとなく人柄が伝わってくる感じがする)
当たり前なんだけど、ツールをどう使うかはその人に委ねられているわけ。
内容的に扱われているのは、サブモダリティという感覚を構成する要素。(面倒なので説明は省略)サブモダリティを変化させることで、自分でも嫌になっていることへの感じ方を変えるワークが中心。
代表的なツールとして、スイッシというのがあって、ある意味、本全体がスイッシのヴァリエーションみたいなもの。この手法は、私は全然、意味が分からなかったのだけど、ここまで徹底的に解説されるとさすがによく分かったし、効果もだんだん実感してきました。
NLPは、脳の取り扱い説明みたいなことが言われるけど、本当にそうなんだな〜。
というか、脳だけでなくて、体中の神経システム全体の取り扱い書みたいなものだね。(だから、脳言語プログラミングではなくて、神経言語プログラミングなんだね)
なんというか、人間の知覚とか、認知とか、記憶とか、感情、思考は、脳だけでなくて、体全体に身体化されたシステムとして存在していて、人によって、ユニークな方法で関連しあっているんだね。
NLPは、その構造を読み解きながら、不条理な信念になっているものを解きほぐしてあげるということをやってんだ。
面白いね〜。
著者のコニリー・アンドレアスは、コアトランスフォーメーションの開発者の一人なんだけど、そのコンセプトのベースにこの本に解説されているサブモダリティがあることがよく分かった。 -
はじめにR・バンドラー著「神経言語プログラミング―頭脳(あたま)をつかえば自分も変わる」の続編とあるとおり、NLPの基本的なサブモダリティの知識があることを前提に書かれているので、それを読んでおらず、多少NLPをかじった程度の自分には発展的にすぎたように思う。
しかし、サブモダリティを使った分析、チェック、調整、テストといった実践内容の実際の流れがおよそ理解でき、無意識に代表的感覚を使って様々に表象化しているものを意識的に調整するテクニックであることがよく分かった。
実践内容は分かりやすいので、基礎知識を身につけてから、あるいはその副読本的にじっくりと読みたい本だ。
09-43 -
よんでもよくわからん