病気がイヤがる暮し方: 江戸式健康心得

著者 :
  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393710777

作品紹介・あらすじ

江戸の人々はセルフメディケーションの達人だった。転ばぬ先の杖をどう作るべきか。お金がなくても幸せに生きるには。がんと統合医療の関係とは。名漢方医が古の知恵を活かす術を伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は漢方の専門医なので そちらの方面からの切り口でした。
    面白いのは 江戸時代には 医者をはじめ 忍者や芸者など「者」のつく人達は 士農工商から 外れて 
    低い立場だったとのことです。
    そう言われれば 確かに何かを作り出すものでもないし 
    売り買いする職業では ないですよね~~~

    そして 医者という職業に関しては 誰でも出来た。そうです。
    但し 下手だと 藪医者と呼ばれて 患者が来なくて 
    やめざるとえなくなったそうです。
    しかし、評判が良くって 偉い人(お殿様とか)に 認められると
    「御典医」と呼ばれて お抱えになって 「者」という 立場から 公務員?的な 地位に上がったそうです。

    当時は 病気にならないで 生活するのが 最優先であって元気で居るためには 食べ過ぎないとか 遊びすぎないとか節制を心がけていたそうです。
    今と違って かぜでも命取りの時代ですから まずは 病気にならない、と言うのが 最優先というのも わかりますよね。

    そして、万が一 病気になったら ある程度は手をつくすけど、その後 どうにもならなくなったら 諦めて 
    家族で 最後まで暖かく見守るというのが 通常だったようです。

    これから 高齢者時代ですので
    自分を含めて 多くの人が 病気にならないように、
    もし、なったとしても 初期の段階ですぐに 完治できるように心がけたいものですね。

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著者プロフィール

日本薬科大学学長

「2022年 『長生きショウガ新健康法大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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