- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393710838
作品紹介・あらすじ
巷に溢れる「健康」法の源流は、実は江戸中期の禅僧・白隠の著作にあるという。幾多の身心の不調を『夜船閑話』との出会いによって見事に克服した椎名氏は、その呼吸法を現代に合わせてメソッド化し、本書ではそれを稀代の禅僧・横田氏と共に、深く伝える。
感想・レビュー・書評
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呼吸は大事。
部下の息遣いを聴いていて、そう思う。
実に苦しそう。
頭に血が廻らなさそう。
呼吸の大切さは前から分かっていたつもりだが、
改めてWEB、本を探す。
呼吸で痩せる。部下は太っている。読ませよう。
ランナーでもあるので、呼吸は大事に決まっている。
私も探してみて、この本に行き会った。
誰が主語の本だか途中で混乱したが、
健康という言葉は白隠さんが作り出したということ。
内観の法、、体はおのずと整うもの。
内臓がどこにあるか把握する。
フランスの呼吸法と軟酥の法がそっくりであり、
これを行うことで健康でいることができること。
仙骨を立てることが大事であること。
呼吸とは吐くこと。
自然はしぜんではなくジネン。世界と自分が一体。
丹田は練るもの。もともとはない。自分で見出すもの。
それでいて、丹田がすべての源になること。
等々、深い。
私もマラソンを始めてから、自分の健康と向き合う機会がはっきり増えた。
そうでなければ42キロ走り続けられないからだ。
そして、自分の健康を守るのは、医者ではなく自分である、
医者は部分的にサポートしてもらうにすぎない、という考えに至っている。
それでも内臓の不調、脚の故障に悩まされるが、
その原因を知っているのは24時間体と一緒にいる自分以外ありえない。
医者に状況をどう伝えるか。医者は目の前の身体しか見えない。
もちろん優れた医者は、なぜこうなったか、を推測してくれるだろうが、
そんな素晴らしい医者にあたるとは限らない。
他人任せにせず、自分で自分の身体を知り、健康を維持するのが一番。
そのための一つの手段が呼吸。
仙骨、丹田、、、意識しよう。
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横田南嶺先生が、何回かご紹介されていた椎名由紀先生。コラボ書籍が出たというので読んでみました。丁度、体調不良ということもあって、横田南嶺管長が、何度も「姿勢と呼吸」と仰っていた事が、突然、重要性を増して刺さって来た。
せっかちなので、瞑想系は何度もトライしようとしてうまくいっていないのだけれど、今度こそ、姿勢と呼吸をマスターしたい。
動画がセットだと良かったのですが…