さらば消毒とガーゼ 「うるおい治療」が傷を治す

著者 :
  • 春秋社
3.92
  • (5)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393716175

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 職場の先輩に勧められて、勉強。
    ワセリンと防水シートで保護する理由、やっと理解した。

  • 傷は消毒しないガーゼをあてて乾燥させない。

    過去の常識を覆すうるおい治療も、この10年くらいでだいぶ浸透してきた感はありますね。

    湿潤療法を活かした絆創膏もだいぶ増えました。

    非常に興味深い内容で面白かったです。

    おすすめです。

  • ロードバイク乗りには必見。ツーリングにはワセリン持って行こう!

  • ワセリンとラップは常備。
    ただし、幸い未だそんな大きい怪我はしてません。
    結局面倒になって、キズパワーパッド使っちゃうから。

  • 「閉鎖療法」「湿潤療法」という言葉を知っていても、どのようにすれば良いかわからなかった時に出会った本。最初の4ページだけでも、十分勉強になり、役立ちます。
    ただ、読んでいると何度も同じことを繰り返しているように感じるのは…私だけなのかな。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

夏井 睦(ナツイ マコト)
医師、練馬光が丘病院傷の治療センター科長
1957年秋田県生まれ、東北大学医学部卒、形成外科医。現在は練馬光が丘病院傷の治療センター科長。従来の創傷治療の正反対とも言える画期的な「湿潤療法」の創始者。湿潤療法に関する著書を数々刊行し、また2001年からは自らのウェブサイト「新しい創傷治療」で、常識(傷は消毒するもの)を覆す治療法の効果と合理性を発信し続けて傷治療の現場を変えつつある。傷を消毒しない、乾かさないという湿潤療法は臨床現場で新しい常識となりつつあり、若い医療関係者を中心に急速に普及している。また、一般家庭用にも湿潤療法の創傷被覆材が販売されるなど、新しい傷治療は確実に社会へと浸透してきている。他方、いまだに一部の頑迷な学会の抵抗があるため、不合理な治療法の矛盾を訴え、湿潤療法の科学的な合理性を説きながら戦っている。また、医学史的な視点に立ち、現在の医学界にはびこる非科学的な常識の変革を目指して、積極的な主張を展開している。

「2013年 『医療の巨大転換(パラダイム・シフト)を加速する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夏井睦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×