- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393741030
感想・レビュー・書評
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ものの見方を変えられた!
適者生存、生産性の物差し。
最後は宗教的だけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んでる たまげたよこりゃ早く読んどくんだった ナチュラル派が盲信してる教祖か何かかと思てたわ スマン偏見イクナイ 次ドゾ
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人間の行いの全てを「無意味なもの」として一刀両断する福岡正信。レヴィ=ストロースの「世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう」という言葉を思い出した。レヴィ=ストロースの「悲しき熱帯」は、自然と人間の存在のあり方に関する本だと個人的にはそう読んでいたけど、本書もテーマとしては共通するところが大きいなと勝手に感じた。人間は如何に自分で自分を不自由にし、そのために時間を費やしているか。そういった観点では、ヘンリー・D・ソローの考え方にも似ている。
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生き方を学ぶ本。
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これは凄いわ。
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昔、サークルの先輩と伊予市大平のご自宅を突撃したことが・・・。よくやったもんだ。その時はすでに病に伏せられていて、「いろは革命歌」というすごいものを見せられた。文藝春秋だったっけ?からの三部作の再販依頼のはがきも見せられた。ご本人は「自分の遺志を継ぐ者はほとんどいない、再販などしない」と言っていたのだが、なぜかその半年後に本は出版された。たぶん、僕らのような突撃自体が、彼のような有閑実践型の知識人には当たり前で、我々は軽くあしらわれてしまったという所なのだろう。
いずれにせよ、その時言われた「知識をためることは、知恵を細分化すること」という言葉は自分の中で非常に重くのしかかっている。
しかし、近代人の後ろ髪を引くことは、古代人が悲劇を演じることに興じたのと同じ、一種のストレス解消なのではないのか。僕は最近そう思ったりもしている。 -
この本を書いた福岡氏は常識を飛び越えている。
読んでいると、自分が今まで知らず知らずに身につけてきた常識が垢のように感じる。
語り口調で書かれた文章は読みやすいが、
ひとつひとつの言葉は重く、そして禅問答のように難解だ。
自然とはなにか?
わかったつもりもないですが、般若心経のようによくわからん。
でも来年またこの本を読み返したらまた違うように感じているかも知れません。
著者は、マクロビの原理ともいえる陰陽無双も、パーマカルチャーの原則も更なる高みから否定する。
分別の知恵によって西洋の自然科学は発達し、東洋には陰陽の哲理が生まれたとし、
もともと一つの真理であるものを「分別」した時点で自然から離反しているもの。
一つの真理を細分して理解しても更なる疑問を生み、疑問の無間地獄に陥れるだけ。
ただし、自らの心身の崩壊を招いている現代人にはきわめて的確な秩序回復の指針であるとしています
マクロビやパーマカルチャーの極みのその先には、きっと「神」の世界があるのかもしれませんね。
『自然農法 - わら一本の革命』著者:福岡正信 出版:春秋社 1260円 -
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