音を投げる―作曲思想の射程

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  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393935064

作品紹介・あらすじ

創造への根源的問いかけ。音・沈黙が"音楽"になるとき。18世紀以来の音楽思想を解体する。

感想・レビュー・書評

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  • 「現代音楽」はムツカシいものとして身構えてしまいがちですが、作曲家や思想、曲のコンセプトに関してある程度の前知識があると、すんなり聴き入れることができるような気がします。そんな音楽を聴く際に知識の梃子となってくれる一冊。

    冒頭におさめられたジョン・ケージに関する論評が秀逸だと思います。

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著者プロフィール

作曲家。お茶の水女子大学名誉教授。昭和音楽大学教授。アメリカ芸術・文学アカデミー海外名誉会員。作曲作品は、オペラ《羽衣》など多数。主著に『線の音楽』『聴く人(homo audiens)』(以上、アルテスパブリッシング)、『ものがたり西洋音楽史』(岩波書店)、主な訳書にM.E.ボンズ『「聴くこと」の革命』(共訳、アルテスパブリッシング)、D.ヒューズ『ヨーロッパ音楽の歴史』(共訳、朝日出版社)ほか。

「2023年 『和声を理解する バス音からの分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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