山手樹一郎長編時代小説全集 31

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  • 春陽堂書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394101314

感想・レビュー・書評

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  • 今作においても「又四郎行状記」や「桃太郎侍」の、
    ・必ず主人公は名家のボンボンなのに、イケメンで剣の腕も立つ。
    ・必ず登場するお姫様と、一人以上の水商売(ぽい)女が主人公に(簡単に)惚れる。
    ・必ず主人公には複数の男女が味方に。
    というパターンから外れません。(不思議w)
    やはり一回ウケた設定は何度でも使いたくなるもんなのでしょうか?

    とはいえ今作の主人公、「又四郎~」「桃太郎侍」の主人公に輪をかけて目立った活躍をしません。
    結局、うろうろしてる内に異父兄弟の兄が勝手に解決しちゃうし。
    いいのか?それで。

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著者プロフィール

明治三十二年(一八九九)栃木県生まれ。本名井口長次。明治中学卒業。博文館の編集者だった昭和八年「サンデー毎日」の大衆文芸賞で佳作となり、これ以来山手樹一郎を名乗る。昭和十四年、博文館を退社、長谷川伸の門下に。翌年にかけ新聞に連載した『桃太郎侍』が成功を収める。以後、大衆の求める健全な娯楽作品を次々書き、貸本屋で第一位の人気を得た。昭和五十三年(一九七八)没。他作品に『遠山の金さん』『崋山と長英』(野間文芸奨励賞)など多数。

「2022年 『夢介千両みやげ 完全版(上)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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