- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784394301080
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
春陽堂から大正時代に刊行された江戸川乱歩中短編集を文庫で復刊したものです。本短編集には、"月と手袋(1955)""地獄風景(1931)""モノグラム(1926)""日記帳(1925)"の4篇を収録。明智小五郎が活躍する作品、乱歩の悪趣味が全開の作品、そして、乱歩作品としては一風変わったテイストでオチが秀逸な作品と収録作が少ないながら、なかなか良いです。今は深夜でも明かりが消えることがないので"月と手袋"みたいな作品は生み出されないだろうなと思いました。ここに収録されている作品で好きなのは"日記帳"。
-
'96.9読了。
表題作の他は、
「地獄風景」「モノグラム」「日記帳」
お気に入りはモノグラム。 -
中編「月と手袋」、長編「地獄風景」、短編「モノグラム」「日記帳」収録。新版が間もなくでる予定だが待ち切れずに旧版を読んだ [2015年8月現在]。
-
☑月と手袋
☑地獄風景
☑モノグラム
☑日記帳 -
乱歩は何度読んでも楽しい。春陽堂のこの表紙も素敵。
-
江戸川乱歩作品はほとんど読んだが、たまに読み返したくなる。
過去ログ。 -
この表紙の画家を選んだ人は、天才だな…
-
明智小五郎と花田警部の二人羽織(笑)で
事件を解決する表題作、他。
「パノラマ島奇談」の劣化版のような(!)
問題作「地獄風景」には無茶苦茶過ぎて笑うしかない。