貸しボート13号 新装: 他2編 (春陽文庫 C 95-16)

著者 : 横溝正史

• 春陽堂書店 (1996年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[gbrさんの感想 · 2011年4月6日]

初めて金田一シリーズを読んだ。
古めかしいイメージがあったので先入観はあったが、ちっとも読みにくくはなかった。これは、短編なので特に読みやすかった。けれども、死体の表現方法や犯人の狂気の表現がとても恐ろしく、ミステリー小説として‘すごい！’と感じた。また、金田一が格好良く感じてしまった。

[rcnさんの感想 · 2010年5月23日]

79054.54

なんとなんと、久しぶりに葛中の図書館で借りた本！


※角川文庫で読んだ？

著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史（まさし）。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」（46）で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」