部下力: 上司を動かす技術 (祥伝社新書 15)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396110154

感想・レビュー・書評

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  • 上司のタイプもあれば部下のタイプもある。
    部下の側からできる働きかけの手法ってこうも沢山あるんだと、参考になった。

    タイプ別とかにして、それがかえってレッテル貼りになるとまずいとは思うけども、やはり、構造化や分類化して考えるとわかりやすい。

    組織論であると同時に、コミュニケーション論だな。

    部下が上司をコーチするという考え方は、非常に参考になる。
    より効率的に効果的にそれが行えるようになりたい。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)
    「部下力」とは、上司(リーダー)の指導力を引き出し、上司のやる気を支える力。卓越したリーダーシップの陰に必ず存在するのが、優れた「部下力」である。もし困った上司に出会ったら、まずそのタイプを見定めよ。「イノシシ型?」「モンキー型?」「借りネコ型?」…本書はあらゆるタイプに対応する「部下力」発揮法を教えてくれる。上司さえ操れれば、停滞する職場の霧が晴れ、未来が拓ける。最新のコーチング理論を“逆発想”で応用した、今日から役立つ新鮮な組織論。
    ———————
    【著者略歴「BOOK著者紹介情報」より】
    吉田/典生
    1963年、三重県生まれ。関西大学社会学部卒。人材開発のルポなど、ジャーナリストとして活動。90年代後半にコーチング理論と出会い、本格的な研究・学習を進め、(有)ドリーム・コーチ・ドットコムを設立。効果的なリーダーシップの開発、チームづくりを専門とする。ICE(国際コーチ連盟)マスター認定コーチでもある
    ———————
    【目次】
    序章 ヒーローは要らない。無数の「部下力」が日本を救う
    第1章 成功者にならずとも「部下力」があれば生き残れる
    第2章 あなたの「部下力」―その傾向と対策
    第3章 バカ上司、タイプ別の接し方
    第4章 部下が上司をコーチする技術
    第5章 プロの部下、その心得
    ———————

  • リーダーシップ・コーチングといった言葉がもてはやされる中、別の視点・考え方の持ち方も絶対に必要だと改めて考えさせられました

    • だいさん
      お勧め本となっていたので読んでみました。
      書名は衝撃的ですね!なぜ、この書名となったのか、読み進んで、最後になって分かりました。
      貴殿が...
      お勧め本となっていたので読んでみました。
      書名は衝撃的ですね!なぜ、この書名となったのか、読み進んで、最後になって分かりました。
      貴殿が読了されてから2年が過ぎています。私は部下としてコーチングより、身近にメンターを探した方が良いと感じました。
      2012/06/29
  • 自分が持っている批判力を自分に向けてみる。
    「モンキー型上司」は緻密な作業や計画的な行動が苦手。その弱点を補ってあげれば、上司のムードメイキング力との相乗効果を出せる。
    仕事丸投げ型の「遠投クン」には、できない理由を具体的に説明する能力をつけて対処。
    モチベーションの選択権は、あなた自身に委ねられている。

  •  上司は部下よりも自分が劣っていることや、自分の判断に落ち度があったことを部下の前で認めることを嫌います。ところが仕事のできる部下は、できるがゆえに上司を追い込んでしまいます。

     できる部下から見た、できない上司。性格や習性は様々でしょうが、多くの上司に共通するのは視点が少ないことです。さまざまな視点で物事を広い角度から眺め、検討することができません。

     「さまざまな視点」とは、意図的にスイッチを切り替えながら、そこから建設的な行動につながる知恵を生みだしていくものです。

     視点が少ない理由は、刻一刻と変わる状況に振り回されているだけだからです。あなたの上司ができない場合には、あなたが「さまざまな視点」から状況をながめるようにしなければならないのです。

  • 年功序列、上司の命に従う事を否定するために口調はかなり厳しいようだ(p54)
    部下力の力はForceであり、Powerではないようだ。能力のAbilityでもないと思う。Sincetiv(感性)Comunity(共感)に近い感覚か?


    21
    等身大の夢にこそ価値がある⇒身の程を知る
    35
    横のコミュニケーション⇒女性力。女性は自発的にコミュニティを作るのが上手。
    組織の目的や与えられた役割に従ったコミュニティ⇒男性
    38
    コンプライアンス(法令遵守)とCCR(企業の社会的責任)vs基本的善悪を判断する感覚
    175
    困った上司が変わるには、ハッ、ドキッ、とする体験が必要です。それは今まで見ていなかった角度から物事を見て驚き、気がつくということです。
    225
    コーチングを本屋インターネットで学ぶことは簡単です。誰にコーチを受けるか、誰をメンターにするかにより、結果は全く違う。


    採点の結果
    11
    11
    で逃避者でした。

  • 傾聴力、提案力、
    コミュ力。

    もっと「使えない部下から使える部下へ」論を期待したのですが全然違った。

  • 面白い!
    論理的に展開されており、腹落ちした。
    上司にも読んでもらいたい書

  • 【MM111 mylibrary マイライブラリ・アウォード!2005 2006/2/1】

    《次点3》『部下力』(吉田典生著、祥伝社新書、2005年)
         http://tinyurl.com/8vbgh

     (コメント)上司に期待するのではなく、部下である立場の人間がどういう心がけで仕事をしていくべきかを考えます。上司のタイプを分類し、その対応策はなかなかおもしろいです。

  • 知り合いのコーチから薦められて読んでみました。
    記憶に残ったことは、、、上司もパーフェクトな人間ではないって話ですね。上司に期待しすぎるなということ。また、それでもどうにもならないバカ上司には、自分のできることは何か、できることから実行していくということ。働く者としての基本姿勢の見直しになりました。

  • 後半の上司タイプ別分析にいまいちリアリティが感じられない。

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著者プロフィール

一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(MILI)理事。関西大学社会学部卒業後、ビジネス誌の編集・記者等を経て独立。1000名超のビジネスリーダーをインタビューする傍らリーダーシップ論やコーチングを学び2000年にドリームコーチドットコムを設立した。著書に「なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?」(日本実業出版社)、「心に静寂をつくる練習」(WAVE出版)など。共著に「世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方」(日本能率協会マネジメントセンター)などがある。

「2017年 『「手で書くこと」が知性を引き出す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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