人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡(祥伝社新書284)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396112844

感想・レビュー・書評

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  • 少し前の本ですがカタルーニャの今がなとなくわかる本です。
    タイトルと全く違う視点から読んでみました。

  • 10-1-1

  • サンセバスチャンに関する新書。
    著者が沢尻エリカの元旦那、という情報なしに読んだら結構面白かった。
    でも、その後上記の情報を聞いて、内容の信ぴょう性について「?」を感じるようになってしまった。笑

    というわけで、ほんとかどうかわからない情報もありますが、気になった点。
    ・21世紀最大の産業は観光産業(自動車産業よりも大きい、と書かれているが…?)
    ・バスク地方はローマ帝国から自治を認められていた
    ・サンセバスチャンのシェフたちは、閉鎖的な徒弟制度を捨て、料理に関するナレッジのオープン化を図った
    ・日本では、関東大震災を機に江戸前鮨の職人が全国に散らばった
    ・サンセバスチャンに行ったら、まずフェルミン・カルベトン通りに行く
    ・バスク地方はおいしいツナの瓶詰で有名
    ・日本にはきちんとしたトラベルジャーナリズムが根付いていない
    ・日本は色々なものをオープン化しないと衰退する

  • イギリスのスコットランド地方のように、スペインで今何が起きているのかが料理を通して理解できる本。
    同時に料理人の話を通してですが、教育の大切さと学んだことを打ち破る気概を感じました。
    地中海周り、料理食べに行きたいです。

  • またいつか行くよー。

  • スペインに行きたくなった.

  • この著者の言いたいことは、165ページからに全てまとまっている。

    階級やトラベルジャーナリズムの視点は、著者が様々な文化に触れてきたため気づいた示唆だと感じた。

  • Unwtoによると、1993年の時点で観光産業は自動車産業を超えている。2012年に8億人だった国際交流人口が2020年には16億人に増加すると言われている。wtccの旅行とツーリズム経済インパクトによると、世界の観光産業がGDPに占める割合は1割、13人に1人が観光産業に従事している。

    EU発足、LCC台頭、ペットパスポートなど地域の特色などで、スペインが観光産業を育ててきた。

    アスレティックビルバオは、バスク人のみで、バルサとレアルとともに2部落ちのない名門クラブ。ローマ帝国が攻め入れなかったほど、バスクの人は屈強で頑固でこの地を守ることに命をかけていた。

    2011年にETAが武装闘争の終結を宣言。これはバスク人に喜ばしいこと。
    なぜなら、多くの人たちは独立心もあるが、無差別テロを繰り返すETAを、バスクの恥だと思っていた。

    あらゆる料理は物理化学の式で表せる。期待、液体、油脂、固体を、分散、並存、結合、重層させる。
    真空調理や安定剤で食感を変えるなどできる。
    料理研究室がレストランに併設されている。
    ルイス・イリサールを中心に、皆で教えあう、徒弟制度の終焉。

    サンセバスチャンにはパッションが溢れ、世界の中での自分たちを知ることができている。

  • サンセバスチャンについて、もっと勉強したい。

  • そのへんの街づくり論より、よっぽどマシ。パッションですね。

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著者プロフィール

高城 剛(たかしろ つよし)
1964年東京都葛飾区柴又生まれ。
日本大学芸術学部在学中に、「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。自身も数多くのメディアに登場し、NIKE、NTT、パナソニック、ソニー・プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。2008年より、拠点を欧州へ移し活動。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。著書に『世界はすでに破綻しているのか?』『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?』『カジノとIR。日本の未来を決めるのはどっちだっ!?』(集英社)、『ヤバいぜっ! デジタル日本』『オーガニック革命』(集英社新書)、『2035年の世界』(PHP研究所)、『人生を変える南の島々』『LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵』(パブラボ)などがある。

「2017年 『不老超寿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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