わが子を医学部に入れる (祥伝社新書)

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  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396114527

感想・レビュー・書評

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  • 医学部、特に私立大学の医学部なんて、費用面で端から問題外と思っていたが、最近は学費も下がりつつあって、医者など富裕層の子弟でなくても目指す人が増えているのだとか。もっとも、それでも2000万円とか3000万円という世界で、家を買うくらいの出費にはなるようだが。
    そんな医学部とか医師の世界を垣間見てみようと読んでみた。縁遠い世界のことで、面白いことも多かったが、想定読者がどこにあるのかよく分からなかった。タイトルからすると、親に読んでもらうことが想定されているはずだが、後半は、入試傾向を含め受験する本人に向けたメッセージなどが多く、親が読んでも子が読んでも、どちらにとっても中途半端という感じを受けた。

  • わが子を、の部分はまったく我が家には当てはまらないものの、仕事上読みました。しかも、図書館で予約なくこんなに早く新刊に出会えたのも読んだ理由です。
    なんとなくそうは思っていましたが、世の中やはり、医学部を目指す子は増えているようです。2015年12月現在、国立43校、公立8校、私立29校の計80校。世の中が変わり、女性の挑戦が増えているとか。多浪の女性も珍しくない様子。私大の医学部の偏差値は近年上昇傾向にあるとか。それにしても、私大の医学部の学費!高いですね~。川崎医科大(岡山)、6年間で4,500万円Σヽ(`д´;)ノ うおおおお!
    そんな医学部受験の実例から、著者としての科目別攻略、海外への医大進学、最後には医療界の今後というテーマまでコンパクトに読ませてくれます。私もある学生が言っていたという、高齢化で在宅医療のニーズが高まる、は賛成ですね。この国の医療、どうなっていくのやら。

  • データ解析のバックグラウンドがないためか,残念ながら,自分の解釈したいようにデータを眺め結論を導いてしまっていて(あるいははじめから結論ありきでデータを眺めていると言うべきか)ストレスだが,状況の把握には役立つ.

  • 現在の医学部人気の理由を探る。

  • 医学部に入る受験対策から医師になってからのことまで広く説明されている。
    具体的にわが子のことを考えた時に、女性医師のキャリアについて触れられているところは興味深く読めた。

  • 現状の医学部受験について10年のブランクを経て現場指導に返り咲いた著者による概観

    全体的な難度アップ
    中流家庭の流入
    私大と国立の雰囲気の違い
    学力試験・二次試験対策

    大事なのは医者になりたいという子どもの気持ち
    それを支える親になれるかどうかということ

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著者プロフィール

小林公夫(こばやしきみお、ハカセ公夫)
一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。一橋大学博士(法学)、作家。
ハカセ公夫名でFM栃木RADIOBERRYのDJも務める。新書を多数書いており、主著に「ドラゴン桜」9巻でも取り上げられた「論理思考の鍛え方」(講談社)をはじめ、『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』、『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる言葉』(以上、PHP研究所)、「東大生、医者、弁護士になれる人の思考法」、「公立中高一貫校」(以上、筑摩書房)、「高学歴な親は何故子育てに失敗するのか」(中央公論新社)などがある。

「2022年 『2025年度版 出るとこだけ! [一問一答]一般常識&最新時事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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