残念すぎる 朝鮮1300年史(祥伝社新書) (祥伝社新書 528)

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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396115289

感想・レビュー・書評

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  • タイトルが全て。その通り。
    でも、そんなお方々に、一面見下されるようになって、何も言い返せない国があることも事実。

    対談本は嫌いなのだが、とにかくお二方の見識が深くて、面白い。紙面も問題かもしれないがかの倉山先生が突っ込まれて黙ってしまう、宮脇先生がすごい。

    他の本ではあんまり見たことのない味方なのだが、満州事変で、日本は、それまで本当に軽んじられていた朝鮮民族を、それこそ世界を敵にして守った。
    これに彼らは感動して日本大好きになったのだが、その大好きになった日本が結局戦争に負けてしまった。

    そうするとそんな国を好きになった自分が許せない。
    ので、そんな過去を全否定。

    それが今の彼の国。

    なるほど。
    ひたすら自分一人で生きてこれなかった厨二の方々。

    笑って、納得してしまった。

  • やはり韓国は付き合ってはいけない国なんだなっていうことがわかった。

  • 東洋史の専門家である宮脇氏と、憲政史の専門家である倉山氏との対談をまとめたもの。朝鮮を中心に満州や中国、モンゴルの近代史について述べているが、中国はまだしも朝鮮については、歴史研究がでたらめであることがよくわかった。
    「進歩のない人(朝鮮人のこと)とのケンカほど時間のムダはないと思います」p3
    「こんな隣人(朝鮮のこと)への対処法はただ1つ、まともに相手をせず「はい、はい」と聞き流すことです」p4
    「国際社会で「いい人だ」っていうのは、バカにされていることでもあるんです」p17
    「(秀吉軍)平壌があっという間に陥落します。釜山から一気に平壌ですから、マッカーサーより早い。朝鮮がもう弱すぎて」p77
    「(秀吉出兵)当時の日本からすると、朝鮮は控えめに言っても400年くらい遅れていますね。中央集権がないわけです。宮廷の中で儀式をやっているだけなんですね。この人たちはいつも政治ごっこなんです。「イ・サン」とか「トンイ」にも、王様がどのように統治していたのか、税金はどうやって上がってきたのかというような具体的な話が何もない」p90
    「(韓国の歴史観)言ったもの勝ちです。言うのは自由です。それが現実と合うか合わないかというのは、言う方は気にしない。今でもそうやっているわけで、だからこそ、国際関係が始まると整合性がないわけです。国際関係との整合性ということが、彼らの文化の中になかったので、いまだにそれを上手く処理できないでいると考えたほうがいい」p120
    「(佐藤勝巳)「対等の交渉なんて存在すると思うな」上下関係しかないので、対等に付き合おうと言った瞬間、下に見られる。それがあの人たちだと」p125
    「(明治維新)清朝の動乱に比べると、日本の士族反乱がいかに子供の遊びにすぎないか、明治維新というのが中国人やヨーロッパ人から見るといかに血を流さない改革であったのかがわかります。日本史だけ見ていると、ものすごい血が流れていることになりますが」p132
    「(壬午事変)(日本公使館員は)多数の死傷者を出しながら、命からがら仁川府を脱出し、小船で漂流しているところを、フライフィッシュというイギリスの測量船に救出されました。そしてほうほうの体で長崎に逃げ帰った(日本が一方的に侵略し、悪いことになっている)」p138
    「(中国の諺)良い鉄は釘にしない。良い人間は兵隊にならない」p149
    「日清戦争というのは、日本と清の戦争というよりも、日本と北洋軍、日本と李鴻章や袁世凱の派閥との戦争、つまり、日本と一地方の戦争だと考えたほうがいいでしょう」p158
    「(朝鮮人)土地が貧しく、産業・農業ともに発展していないので、普通の人たちの暮らしが成り立っていない。人心が荒んでいるのです」p163
    「「露館播遷」から戻ってきた高宗が、1897年、清国から独立し、大韓帝国を名乗ります。今の大韓民国はこの国号を継いでいる」p180
    「朝鮮は誰にとっても土地としての魅力はありませんでした。欧米列強にしても、そこから利益を生み出す植民地経営ができるような場所ではない。ただ、唯一ロシアから見れば、不凍港を手に入れられる場所ということで地の利があったんです。日本人よりはロシア人にとってのほうが利益が高かったと思います」p184
    「(日露戦争後の日米関係が悪いとのウソ)日本は、桂・タフト協定、高平・ルート協定でアメリカを抑えこみます。アメリカは日本を強いと認めているので「1898年に米西戦争で取ったフィリピンを日本が脅かさない代わりに、日本が日清戦争で取った台湾とこれから取る朝鮮を日本が好きにするのを認める」というのが高平・ルート協定です。日米関係はかなり友好的です。アメリカが朝鮮に介入してくる可能性はゼロです(アジアの安定期)」p198
    「関東大震災の時の「朝鮮人虐殺」は、明確にコミンテルンの工作だった」p213
    「(アーノルド・トインビー特別報告(1945.1 英外務省と米国務省))朝鮮人に自分で統治する能力はない。近代国家を管理する十分な政治経験を持たず、専門的な意味での行政機能を遂行できない」p270
    「朝鮮戦争が終わるまでの満州はソ連でした(ソ連の満州侵攻)。朝鮮戦争を期に「中国軍がいなかったら勝てなかっただろう」「兵隊を出したのは中国なんだから」と、中国が満州をソ連から取り上げたわけです」p279
    「(朝鮮戦争後から文化大革命終了までの虐殺)3000万か4000万に文革であと数千万。全部あわせて6000万人とか7000万人と言われています」p309
    「朴正煕時代の朝日新聞を検証するとすごいですよ。北朝鮮が「地上の楽園」で、韓国が「極悪非道の軍国主義国家」になっています」p316

  • 「頭が高い乞食」。南鮮の害虫にはそれ以上言うことはない。
    それにしても嫌韓界隈で言われている「長年抑圧された結果まともな人間は死滅してしまい、腐った環境に適応したヒトモドキが残った」という半島評があながち言い過ぎではないと思えるほど酷い歴史だった。

    そのヒトモドキに政界、学会、言論界を汚鮮され、乗っ取られている日本が本当に情けない。

  • 「残念」というより、周囲の大国に翻弄され続けた半島には、主体的な歴史はほとんどなかったのではないか。

    ようやく獲得した主体的歴史が、虚構の上に築かれているのは、正に残念だろう。

  • アジア史が専門の宮脇淳子と憲政史家の倉山満による対談集。

    ちまたで言われてる朝鮮の歴史がいかに欺瞞に満ちたものかがよくわかった。
    そして、そんな北朝鮮や韓国に言われて何もできない弱腰な日本がさらに残念に感じた。

  • 日清戦争というのは日本と清の戦争というよりも、日本と北洋軍、日本と李鴻章や袁世凱の派閥との戦争、つまり日本と一地方の戦争だと考えたほうがいいでしょう

    明治40年 1907 日英同盟と露仏同盟がくっついて四国協商
    ロシアの目がバルカンにいってくれたので10年間は復讐戦を考えなくて良くなった 安全保障上の問題がなくなり、緊張の糸が切れる。伊藤博文と山県有朋が喧嘩。漁夫の利が原敬

    桂タフト協定、高平ルート協定

    関東大震災の朝鮮人虐殺 コミンテルンの工作

    プロテスタントが布教と称してはいってきた、キリスト教自体がコミンテルンの隠れ蓑

    新渡戸稲造 後藤新平系 主流派の中の非主流

    堤康次郎 新皇族となった元韓国皇太子の赤坂邸を購入してホテルにした

    キメラ 満洲国の肖像

    満州事変 イギリスがアイルランドのために世界を敵に回すという話

    日本の正しい立場を中国韓国人ではない人に説明するというか、訴えるというか、きちんと表明することが大事

    朝鮮総督とは総理大臣の見習いポスト

    駐蒙軍司令官の根本博中将が、2500人の兵力で数十倍のソ連軍を迎え撃って見事撃退し、居留民4万人を無全員無事に返した

    金日成 ソ連がこいつだとつれてきたのが、あまりに若くて朝鮮語も上手でない。それどころか二人の子どもの名前がユーラとシューラ

    ☓1972 日中国交正常化
    ◯ 日中国交樹立

    韓国人は韓国人をいじめるから、韓国人からいじめられないように、日本人いじめの競争をしている

    日本の敵は日本国内にいる

    いい人でいるとだめ、悪口をいわれるくらいの人間にならなきゃいけないのだけれど、日本人は悪口に弱い。悪口を言われたら悪いやつだと思うのがおかしい。悪口をいわれるのはそれくらい脅威だということで、むこうには悪口を言うくらいしか手がないということでしょう

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著者プロフィール

1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学などの非常勤講師を歴任。最近は、ケーブルテレビやインターネット動画で、モンゴル史、中国史、韓国史、日本近現代史等の講義をしている。
著書に『モンゴルの歴史』(刀水書房)、『最後の遊牧帝国』(講談社)、『世界史のなかの満洲帝国と日本』(以上、ワック)、『真実の中国史』(李白社)、『真実の満洲史』(ビジネス社)など多数。

「2016年 『教科書で教えたい 真実の中国近現代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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