韓国民に告ぐ!: 日本在住の韓国系中国人が痛哭の祖国批判 (祥伝社黄金文庫 き 5-1)
- 祥伝社 (2002年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396312893
感想・レビュー・書評
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とても興味深く読ませてもらいました。
表面的にしかわかっていなかった韓国の本当の姿を知ることが出来ました。
本当のことなんだろうかと疑いたくなるような内容で、それでも客観的に見れるからこそ書けるのかなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1999.12/20 1,400
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日本在住の韓国系中国人が記した韓国人の実態。あまりの内容に一気読みできず、胸のあたりが苦しくなることも。集団心理は国籍を問わないのだろうけれど、やはりなにか異質なものを感じる。
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韓国人は身内に甘いせいか、自国を論ずるとどうしても手前味噌的な内容になり物足りないものが多が、これは客観的な視点で書かれていて良かった。
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もう10年以上前に書かれたものなので、発売された当時は衝撃的な書だったと思うが、今読んでみると特に目新しい箇所はない。
ただ、日中韓の3国の国民感性を持つ作家というのは貴重な存在で、数々の実体験談は、どんな理屈よりもわかり易く、説得力があります。
呉善花さんのことも取り上げていて、正当に評価しているところも共感出来ました。
作者が「韓国は日本より20年どころか150年遅れている(経済とかではなく精神的に)」と指摘されているのをどう受け止めるかで、韓国の未来の明暗は別れるでしょう。
韓国民の皆さん、真実を直視して認める勇気、これが本当にプライドを持つということです。
内弁慶ではいつまでたっても世界で相手にされませんからね。 -
韓国について知りたくて読書。
韓国酷評本だが、読み進めると日本の悪い面も感じられてくる。日本も偏見・差別国家だし、女性軽視だし、不正も、不誠実なことも多く、問題山積だと思う。
しかし、日本は他国の悪口をいって優越感に浸ることなく、今ある自国の問題をコツコツ解消すればいいと思う。活字離れも進んでいるといわれるので読書量を増やしたり、学力も低下しているといわれるので教育を改革したり、モラルも崩壊しつつあるといわれるのでどうすればいいか考えたりと色々できそうな気がする。
本書にも登場する呉善花さんの言葉を借りれば李朝の亡霊、朝鮮儒教の悪影響を乗り越えられるかは韓国自身の問題だと思う。個人的に韓国は好きなのでもっといい国になってほしいと願う。
オリジナルの儒教がさらに差別強化されたのが朝鮮儒教だと認識している。そもそも儒教自体は、師から教えを請うという考え方は強いと思う。不遜だったり、見下すようなものではないと思う。
初版から10年以上経過し、韓国がどう変化したと著者たちが考えているかが知りたい。
韓国には出版や言論の自由があるようでないのが悲しいところだ。だが、本書が韓国で出版できただけでも、中国よりいいと思う。
呉さんも著者たちも帰化している。日本はもっと多様性ある懐深いに国になってほしいと思うし、呉さんや著者たちのような人たちが日本人となって活躍してくれるのは日本人として嬉しい。
日本を知る意味でも勉強になるので再読する。
読書時間:約1時間35分 -
客観的に見てもあんまりよろしくない国なんだと思いました。