- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396317010
感想・レビュー・書評
-
元は岩波ジュニア新書の『文学でめぐる京都』で、それを文庫版として改題、刊行
地域別
洛東
1)枕草子
山ぎは~東山である 東山から夜が明けるから
2)今昔物語 巻11田村将軍 始めて清水寺を建てたること
清水山の中心は東山
3)枕草子 115段
雪の参詣の方が雨よりもふさわしい
参詣は、寺に4~5日こもるこもも含む
4)ものぐさ太郎
都にゆけば妻になる女がみつかる
都=京都 清水寺
5)更科日記
清水寺参詣のエピソード 前世は仏師
たくさんの仏像を彫ったが、現世ではまだ祈りも足りていない
6)梁塵秘抄りょうじんひしょう314の歌
清水寺への道順(現代
四条通りをまっすぐ、八坂神社に突き当たるので石段を上がって境内右へ進むと南門(正門
(梁塵秘抄
東京極通りを五条まで下り、五条通りに出たら東に曲がって鴨川をわたる(その橋が石橋)
わたると六波羅蜜寺があり、愛宕寺(珍皇寺)があり、八坂寺(法観寺)があり。清水寺
京極とは京の端
7)清水寺参詣ルート
清水寺を背にして坂道を下る、右へ
8)牛若丸と弁慶の決闘の場所は?
歌~五条の橋の上
義経記~清水寺
五条橋は清水寺の一部というふうにも考えられる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
京都ガイド本は数あれど、これは企画の勝利の本です。
数多くの古典の舞台となっている京都はそのまま日本の歴史と
言ってもいいですが、この本では割とマイナーな古典作品にも
目を向けており、多くの新たなる発見に導いてくれます。
必ず次の休みに京都に行きたくなる一冊です。