- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396327866
感想・レビュー・書評
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2018.4.1(日)¥100(-2割引き)+税。
2018.5.18(金)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「幼獣変化」を後から読んだが、物足りない感じだった。
「神獣変化」は途中35年前の回想が長くてどうなることかと思ったが、
ザラ王の正体も、アムリタの秘密も明らかにされてよかった。
さらにシッダールダが覚って覚者となって
超人的な力を発揮するようになっていくところは面白かった。
「いつでもそこにあるもの、知っていたこと、それに気づくだけ」「すべて同一」という真理は
聞いたことがあって、でも実感できていないもの、私がたどり着きたいところ、
というのを改めて思った。
シッダールダ並みの精神的成熟度や修行が必要ということになっているみたいだった。
陳夢龍の最期はすごくて、なかなかよい死に方になっていた。 -
2012.12
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完結しない作家夢枕獏のシリーズものでいまのところ唯一完結した作品じゃなかるか。
ちなみに主人公はシッダールダ(のちの仏陀)。
夢枕獏らしさが、前面にでててなかなか面白かったです。 -
仏陀を主人公にした長編小説の序章。山あり、バイオレンスあり、と夢枕ワールド全開。【2】をこれから読むところ。
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総ページ2763。覚りを開くための問答はクドサもあるが、波瀾万丈のストーリーテリングはさすが。不死の秘密が意思の力とヨガの呼吸法で二重螺旋を変化させるというのは、そこまで踏み込むとは思わなかったが。
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これくらいの夢枕獏が好き。獏レディはエロくてつよくて美しい。まあ展開は夢枕獏~て感じ。
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「内面」の描き方が良かった。