抜擢の法則: 上に評価される社員はどこが違うのか

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396612559

感想・レビュー・書評

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  • 抜擢される社員はどういう社員か?っていうよりは、当たり前の仕事術まとめ的な本。さらっと読めるので、たまに自分を振り返るのにいいとおもう。

  • 著者は、大学卒業後、「三井デュポン・フロロケミカル」に入社、その後「チェース・マンハッタン銀行」に転職、35歳の若さで同行の東京支店の日本統括人事部長に就任その後関連会社等での人事部長を歴任。現在は、青学院大学にて非常勤講師を務めるかたわら、人事コンサルティング「アップダウンサイジング・ジャパン」を主催している。

    著書に「クビ論」「残業しない技術」「ゼロからはじめる人脈術」等がある。

    ひと昔前と比べると、企業が社員を、管理職へと「第一次選抜」するのは34.1歳(2004年調査)と37.4歳(1993年調査)と早まってきている。

    抜擢人事を企業が行う理由は以下の3点が挙げられる。
    ①絶対的に社内に人材が不足している
    ②社内が官僚的で覇気が感じられない
    ③好き嫌いや思いつきで人事をするのが好きな経営者である

    本書はその抜擢をキーワードとして
    会社を知り、自分を知ることが、素早く出世することへの近道であり、抜擢、「大抜擢」を手にする方法であると考え4つのパートに分けて説明を行っている。
    ①「抜擢される社員」とは一体どこがどう違うのか
    ②抜擢を決める上司とのつき合い方
    ③素早く出世する人の共通点とは
    ④さらに上まで抜擢されるための法則

    サラリーマンとして会社勤めをする以上、「昇進」関連については切っては切り離せないひとつの「テーマ」である。

    人の目的は様々でただ単に「昇進」を望むという姿も働くことへの人それぞれの価値観の違いから考え方も多様化している。

    しかし、「昇進」をすることによって得られるメリットは少なくはない。
    それだけがすべてではないというのもよくわかる。
    しかし、知っていて損はない情報が本書にはたくさん書いてあった。

    これさえ読めば、「抜擢」される「昇進」できるというものではもちろんない。
    本書から自分の足りない能力や人との付き合い方の改善等に役立てる等のアイデアは学ぶことができた。できる範囲で活用していきたい。

  • 半分納得、半分疑問。それはつまり、半分出来ていて、半分出来ていないということか。本を通じて、今の自分の位置がわかる。そんなバロメーターが欲しい人におすすめの1冊。

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著者プロフィール

1958年生まれ。青山学院大学経営学部卒業。現役の人事マネジャーとして多くの大手外資系企業、コンサルティング会社にて人事のマネジメントに携わる。主な著書に『「クビ!」論。』『面接力』など多数。

「2023年 『「絶対」価値観。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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