新版 副島隆彦の今こそ金そして銀を買う

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (115ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396613716

感想・レビュー・書評

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  • 4月20日では金価格は下落傾向を見せてます。もし副島先生の経歴にサラリーマン経験があればもっと違う目で拝読させてもらえるのですが、どうも過去の足跡から判断して、バリがとれた人格じゃないように思え、ユーストのトークでも「?」感じられ。でも、先生の切口は大好きで、毎回読んでますのでボクはファンですよ。

  • 副島氏が最近の著者において「金は値を下げることになる」というコメントをしていたので気になっていたので、この本を本屋で見つけてすぐに読んでしまいました。彼によれば、金はアメリカ等の陰謀で一旦下がることにはなるが、最終的には金価格は上昇していくという結論のようです。

    彼のアドバイスは、「とにかく金を安い時に買って長期保有せよ」というものです、安い時期が素人の私には判断がつかないので、月並みですが「毎月積立」でコツコツ貯めていこう思いました。

    なお、気になったポイントでは取り上げませんでしたが、プラチナや銀を保有することの魅力についても触れられています。プラチナ価格のこの5年間での乱高下は凄かったですね。

    以下は気になったポイントです。

    ・アメリカで成立した金融規制改革法は、銀行本体によるエネルギーや株式関連のデリバティブ取引が禁止されたが、通貨及び金利スワップは認められた、したがって金も売り崩すことは可能(p20)

    ・金の値段はこの65年間(1945~2010)で、35倍になった、つまり1グラム=1ドル(360円?)が、38ドル(3300円)となった。(p21)

    ・押し目買いとなる目安は、グラムが3000円を切ったとき、下がったら買い増して長期で保有するのが基本の考え方(p24)

    ・今から5年後の2015年頃には、グラム1万円程度になっていると予測(p24)

    ・先物取引には取引追加証拠金という制度があり、取引で発生した損失が最初の頭金(証拠金)の半分を越えた場合に、損失分の同じ額を差し入れなければならないというもの(p44)

    ・金ETFは金そのものに直接投資するのではなく、投資銀行が発行した「金価格に連動する目的を持って発行された有価証券」に対する投資である(p54)

    ・連邦銀行は保有している金地金をゴールドマン・サックス等のアメリカ大銀行に貸して、それに30倍から100倍のレバレッジをかけて、金先物市場で「カラ売り」していた、このため現物市場で2008年8月から上がらなくなった(p57)

    ・金地金は買ったお店に持っていく場合には、鑑定料という手数料は取られない、個人が業者に得る場合には業者が売却価格にプラスされた消費税を負担する(p68)

    ・税務署員は「1年間の所得」にしか課税できないので、金庫の中に保管している金地金は税務調査の権限外である(p86)

    ・原油価格が大暴騰した2008年7月(158ドル)から73ドル(2010年8月)に下がっている理由は、アメリkが敵対している国々に儲けさせないため(p90)

    ・2000年からの金の需給データを見る限り、毎年の生産量は2500トン程度なので、1500トン程度の需要が供給を上回っている(p108)

    ・日本政府の金保有は、765トン程度(2009年)であり、米国債を買うことを命じられている。中国は1000トンを超えた(p110)

    2010/09/20作成

  • 今こそ買いに行こうといつも思っているが今回こそ・・

  • “2011/01/17:
      興味ない​内容だった”

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著者プロフィール

副島隆彦(そえじま たかひこ)
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。主著『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社+α文庫)、『決定版 属国 日本論』(PHP研究所)ほか著書多数。

「2023年 『大恐慌と戦争に備えて 個人資産の半分を外国に逃がす準備を!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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